第60回 理学療法士国家試験 午後 第6問
神経疾患理学療法第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第6問(神経疾患理学療法)の正答は 5 です。図は背臥位で頭部が一側を向き、顔の向く側の上肢が伸展、後頭側の上肢が屈曲した「フェンシング肢位」を示します。
問題
5歳の男児。脳性麻痺による痙直型四肢麻痺である。背臥位で図のような姿勢を示す。影響しているのはどれか。
- 1. Moro反射
- 2. 陽性支持反射
- 3. 緊張性迷路反射
- 4. 対称性緊張性頸反射
- 5. 非対称性緊張性頸反射 ✓
正答:5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 71.4%参考値
21人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 非対称性緊張性頸反射
図は背臥位で頭部が一側を向き、顔の向く側の上肢が伸展、後頭側の上肢が屈曲した「フェンシング肢位」を示します。これは頸部の回旋により誘発される非対称性緊張性頸反射(ATNR)の残存所見です。
【各選択肢の解説】
1. Moro反射
❌ 誤り。頭部の急な後屈で両上肢が外転伸展後に抱きつくように屈曲する反射。本図の左右非対称な肢位とは異なります。
❌ 誤り。頭部の急な後屈で両上肢が外転伸展後に抱きつくように屈曲する反射。本図の左右非対称な肢位とは異なります。
2. 陽性支持反射
❌ 誤り。足底接地刺激で下肢が伸展し支持する反射で、立位・荷重に関連。背臥位の上肢肢位とは無関係です。
❌ 誤り。足底接地刺激で下肢が伸展し支持する反射で、立位・荷重に関連。背臥位の上肢肢位とは無関係です。
3. 緊張性迷路反射
❌ 誤り。背臥位で伸筋緊張、腹臥位で屈筋緊張が高まる。頭位(前後)依存で左右非対称は説明できません。
❌ 誤り。背臥位で伸筋緊張、腹臥位で屈筋緊張が高まる。頭位(前後)依存で左右非対称は説明できません。
4. 対称性緊張性頸反射
❌ 誤り。頸部の屈伸(前後)で上下肢の屈伸が左右対称に変化する反射。本図のような左右差は生じません。
❌ 誤り。頸部の屈伸(前後)で上下肢の屈伸が左右対称に変化する反射。本図のような左右差は生じません。
5. 非対称性緊張性頸反射
✅ 正しい。頸部回旋により顔面側の上下肢が伸展、後頭側が屈曲するATNRの典型像(フェンシング肢位)です。
✅ 正しい。頸部回旋により顔面側の上下肢が伸展、後頭側が屈曲するATNRの典型像(フェンシング肢位)です。
【試験対策ポイント】
ATNR(非対称性緊張性頸反射):頸部回旋→顔面側伸展・後頭側屈曲(フェンシング肢位)。生後6か月頃までに統合。残存すると寝返り・正中位指向を妨げる。STNR(頸の屈伸で上下肢が逆の屈伸)、TLR(背臥位=伸筋優位)との区別が頻出。痙直型脳性麻痺では原始反射が残存しやすい。
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「人間発達学」第2章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
スポンサーリンク(広告)