第60回 理学療法士国家試験 午後 第17問
地域理学療法第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第17問(地域理学療法)の正答は 5 です。図は「できるだけ大股で歩く」2歩幅を測る2ステップテストです。
問題
介護予防事業におけるスクリーニングテストを図に示す。このテストで確認可能なのはどれか。
- 1. サルコペニア
- 2. ダイナペニア
- 3. ポストポリオ症候群
- 4. メタボリックシンドローム
- 5. ロコモティブシンドローム ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.2%参考値
19人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — ロコモティブシンドローム
図は「できるだけ大股で歩く」2歩幅を測る2ステップテストです。これは下肢の筋力・バランス・柔軟性を反映し、運動器の機能低下=ロコモティブシンドロームを評価するロコモ度テストの一つです。
【各選択肢の解説】
1. サルコペニア
❌ 誤り。加齢性筋量・筋力低下の概念で、診断は握力・歩行速度・骨格筋量(DXA/BIA)を用いる。2ステップテストは専用評価ではありません。
❌ 誤り。加齢性筋量・筋力低下の概念で、診断は握力・歩行速度・骨格筋量(DXA/BIA)を用いる。2ステップテストは専用評価ではありません。
2. ダイナペニア
❌ 誤り。筋量低下を伴わない筋力低下を指す概念で、2ステップテストで特定評価する指標ではありません。
❌ 誤り。筋量低下を伴わない筋力低下を指す概念で、2ステップテストで特定評価する指標ではありません。
3. ポストポリオ症候群
❌ 誤り。ポリオ既往者に後年生じる筋力低下・疲労で、歩幅テストでスクリーニングする病態ではありません。
❌ 誤り。ポリオ既往者に後年生じる筋力低下・疲労で、歩幅テストでスクリーニングする病態ではありません。
4. メタボリックシンドローム
❌ 誤り。腹囲・血圧・血糖・脂質で診断する代謝異常で、運動器テストでは評価しません。
❌ 誤り。腹囲・血圧・血糖・脂質で診断する代謝異常で、運動器テストでは評価しません。
5. ロコモティブシンドローム
✅ 正しい。2ステップテスト(最大2歩幅÷身長)はロコモ度テストの一つで、運動器機能低下を判定します。
✅ 正しい。2ステップテスト(最大2歩幅÷身長)はロコモ度テストの一つで、運動器機能低下を判定します。
【試験対策ポイント】
ロコモ度テスト3種:立ち上がりテスト・2ステップテスト・ロコモ25。2ステップ値=(2歩幅cm)÷身長で下肢機能を反映。介護予防事業のスクリーニングとして頻出。サルコペニア(筋量低下+筋力/身体機能低下)・フレイル(包括的虚弱)との概念の違いも整理する。
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