第60回 理学療法士国家試験 午後 第17問
地域理学療法第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第17問(地域理学療法)の正答は 5 です。図は、立った位置から「できるだけ大股で」2歩進み、その距離を測る2ステップテストである。
問題
介護予防事業におけるスクリーニングテストを図に示す。このテストで確認可能なのはどれか。
- 1. サルコペニア
- 2. ダイナペニア
- 3. ポストポリオ症候群
- 4. メタボリックシンドローム
- 5. ロコモティブシンドローム ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 56.9%標準
58人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — ロコモティブシンドローム
図は、立った位置から「できるだけ大股で」2歩進み、その距離を測る2ステップテストである。ロコモ度テストの1つで、運動器の障害による移動機能の低下=ロコモティブシンドロームを判定する。
図の読み方:両足をそろえて立ち、大股で2歩進んで両足をそろえる。開始線から到達点までの2歩分の長さを測り、身長で割って2ステップ値を出す。
【各選択肢の解説】
1. サルコペニア
❌ 誤り。加齢による筋量の減少に筋力や身体機能の低下が加わった状態である。正しくは、握力や歩行速度などに筋量の測定を組み合わせて判定し、2ステップテストは判定の検査ではない。
❌ 誤り。加齢による筋量の減少に筋力や身体機能の低下が加わった状態である。正しくは、握力や歩行速度などに筋量の測定を組み合わせて判定し、2ステップテストは判定の検査ではない。
2. ダイナペニア
❌ 誤り。神経や筋の病気によらない、加齢による筋力の低下を指す概念である。正しくは筋力の測定で捉えるもので、2ステップテストで判定するものではない。
❌ 誤り。神経や筋の病気によらない、加齢による筋力の低下を指す概念である。正しくは筋力の測定で捉えるもので、2ステップテストで判定するものではない。
3. ポストポリオ症候群
❌ 誤り。ポリオにかかった人に何十年も経ってから新たな筋力低下や疲労が出る病態である。正しくはポリオの既往をもとに診断し、介護予防のスクリーニングテストで判定するものではない。
❌ 誤り。ポリオにかかった人に何十年も経ってから新たな筋力低下や疲労が出る病態である。正しくはポリオの既往をもとに診断し、介護予防のスクリーニングテストで判定するものではない。
4. メタボリックシンドローム
❌ 誤り。腹囲の増大に加え、脂質・血圧・血糖のうち2項目以上が基準を満たす状態である。正しくは腹囲と血液検査・血圧で判定し、運動機能のテストは使わない。
❌ 誤り。腹囲の増大に加え、脂質・血圧・血糖のうち2項目以上が基準を満たす状態である。正しくは腹囲と血液検査・血圧で判定し、運動機能のテストは使わない。
5. ロコモティブシンドローム
✅ 正しい(=正答)。2ステップテストはロコモ度テストの1つで、下肢の筋力・バランス・柔軟性を含む歩幅から移動機能の低下を判定する。
✅ 正しい(=正答)。2ステップテストはロコモ度テストの1つで、下肢の筋力・バランス・柔軟性を含む歩幅から移動機能の低下を判定する。
【試験対策ポイント】
| ロコモ度テスト(日本整形外科学会) | 内容 |
|---|---|
| 立ち上がりテスト | 片脚・両脚で台から立てる高さ |
| 2ステップテスト | 最大2歩幅(cm)÷身長(cm) |
| ロコモ25 | 25項目の質問票 |
- サルコペニア・フレイル・ロコモは別の概念で、判定の物差しが違う
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