第60回 理学療法士国家試験 午後 第16問
内部障害理学療法第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第16問(内部障害理学療法)の正答は 5 です。運動耐容能は、運動負荷をかけながら呼気ガスを分析する心肺運動負荷試験で評価する。
問題
75歳の男性。糖尿病性腎症のため維持血液透析中。この患者の運動耐容能を評価する検査はどれか。
- 1. CAVI
- 2. HOMA-R
- 3. HRV〈Heart Rate Viability〉
- 4. 足関節上腕血圧比〈ABI〉
- 5. 心肺運動負荷試験〈CPX〉 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.9%標準
70人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 心肺運動負荷試験〈CPX〉
運動耐容能は、運動負荷をかけながら呼気ガスを分析する心肺運動負荷試験で評価する。最高酸素摂取量や嫌気性代謝閾値が得られ、透析患者の運動処方にも用いる。他の4つは血管・代謝・自律神経の指標である。
【各選択肢の解説】
1. CAVI
❌ 誤り。心臓足首血管指数で、大動脈から足首までの動脈の硬さを示す。正しくは動脈硬化の指標で、運動耐容能の検査ではない。
❌ 誤り。心臓足首血管指数で、大動脈から足首までの動脈の硬さを示す。正しくは動脈硬化の指標で、運動耐容能の検査ではない。
2. HOMA-R
❌ 誤り。空腹時の血糖値とインスリン値から求める指標である。正しくはインスリン抵抗性の指標である。
❌ 誤り。空腹時の血糖値とインスリン値から求める指標である。正しくはインスリン抵抗性の指標である。
3. HRV〈Heart Rate Viability〉
❌ 誤り。心拍変動(心拍の間隔のゆらぎ)を指す。正しくは自律神経の働きの指標で、運動耐容能そのものは測れない。
❌ 誤り。心拍変動(心拍の間隔のゆらぎ)を指す。正しくは自律神経の働きの指標で、運動耐容能そのものは測れない。
4. 足関節上腕血圧比〈ABI〉
❌ 誤り。足関節と上腕の収縮期血圧の比である。正しくは下肢の動脈の狭窄・閉塞(末梢動脈疾患)の指標である。
❌ 誤り。足関節と上腕の収縮期血圧の比である。正しくは下肢の動脈の狭窄・閉塞(末梢動脈疾患)の指標である。
5. 心肺運動負荷試験〈CPX〉
✅ 正しい(=正答)。自転車エルゴメーターなどで負荷を上げながら呼気ガスを分析し、最高酸素摂取量・嫌気性代謝閾値を求めて運動耐容能を評価する。
✅ 正しい(=正答)。自転車エルゴメーターなどで負荷を上げながら呼気ガスを分析し、最高酸素摂取量・嫌気性代謝閾値を求めて運動耐容能を評価する。
【試験対策ポイント】
| 検査 | 何を見るか |
|---|---|
| CPX | 運動耐容能(最高酸素摂取量・嫌気性代謝閾値) |
| CAVI | 動脈の硬さ |
| ABI | 下肢の動脈の狭窄・閉塞 |
| HOMA-R | インスリン抵抗性 |
| HRV | 自律神経の働き |
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