第60回 理学療法士国家試験 午後 第31問
神経疾患理学療法第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第31問(神経疾患理学療法)の正答は 1・2・4 です。1つ選ぶ問題だが、公式正答では1・2・4番のどれを選んでも正解とされている。
問題
Down症候群に特徴的な二次障害はどれか。
- 1. 体幹の側弯 ✓
- 2. 股関節の脱臼 ✓
- 3. 足部の内反変形
- 4. 環軸関節の亜脱臼 ✓
- 5. 膝関節の屈曲拘縮
正答:1・2・4番(いずれでも正解)
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.5%標準
56人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-10-06)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:1・2・4番のいずれか — 体幹の側弯・股関節の脱臼・環軸関節の亜脱臼
1つ選ぶ問題だが、公式正答では1・2・4番のどれを選んでも正解とされている。Down症候群(21トリソミー)は筋緊張の低下と靱帯・関節の弛緩が特徴で、二次障害もこの「緩さ」から生じる不安定性の形をとる。
【各選択肢の解説】
1. 体幹の側弯
✅ 正しい(=正答)。筋緊張の低下と靱帯の弛緩で脊柱の支持性が弱く、側弯を生じることがある。
✅ 正しい(=正答)。筋緊張の低下と靱帯の弛緩で脊柱の支持性が弱く、側弯を生じることがある。
2. 股関節の脱臼
✅ 正しい(=正答)。関節の弛緩により股関節が不安定となり、亜脱臼・脱臼を起こしやすい。
✅ 正しい(=正答)。関節の弛緩により股関節が不安定となり、亜脱臼・脱臼を起こしやすい。
3. 足部の内反変形
❌ 誤り。内反変形はDown症候群の特徴とはされない。正しくは、関節の弛緩を背景に扁平足(外反扁平足)がみられやすい。
❌ 誤り。内反変形はDown症候群の特徴とはされない。正しくは、関節の弛緩を背景に扁平足(外反扁平足)がみられやすい。
4. 環軸関節の亜脱臼
✅ 正しい(=正答)。環椎横靱帯の弛緩などで環軸関節が不安定になり、頸髄の圧迫につながることがある。頸部に強い屈曲がかかる運動(前転など)には注意が要る。
✅ 正しい(=正答)。環椎横靱帯の弛緩などで環軸関節が不安定になり、頸髄の圧迫につながることがある。頸部に強い屈曲がかかる運動(前転など)には注意が要る。
5. 膝関節の屈曲拘縮
❌ 誤り。屈曲拘縮はDown症候群の特徴とはされない。正しくは、関節の弛緩により膝の過伸展や膝蓋骨の不安定性(脱臼)がみられやすい。
❌ 誤り。屈曲拘縮はDown症候群の特徴とはされない。正しくは、関節の弛緩により膝の過伸展や膝蓋骨の不安定性(脱臼)がみられやすい。
【試験対策ポイント】
Down症候群の運動器の問題は緩さ(低緊張・関節弛緩)による不安定性で考える。
| 起こりやすい | 特徴とされない |
|---|---|
| 環軸関節亜脱臼・股関節脱臼・側弯・外反扁平足・膝の過伸展 | 内反変形・屈曲拘縮など「硬さ」による変形 |
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