第60回 理学療法士国家試験 午後 第32問
神経内科学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第32問(神経内科学)の正答は 1 です。Alzheimer病ではアミロイドβが脳に沈着して老人斑をつくり、タウ蛋白による神経原線維変化とともに病理の特徴となる。
問題
アミロイドの沈着がみられるのはどれか。
- 1. Alzheimer病 ✓
- 2. Huntington病
- 3. Pick病
- 4. Wernicke脳症
- 5. 多発性硬化症
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.3%標準
62人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — Alzheimer病
Alzheimer病ではアミロイドβが脳に沈着して老人斑をつくり、タウ蛋白による神経原線維変化とともに病理の特徴となる。ほかの4つは、それぞれ別の病態が中心である。
【各選択肢の解説】
1. Alzheimer病
✅ 正しい(=正答)。アミロイドβの沈着(老人斑)と神経原線維変化が病理の特徴である。
✅ 正しい(=正答)。アミロイドβの沈着(老人斑)と神経原線維変化が病理の特徴である。
2. Huntington病
❌ 誤り。アミロイドの沈着は特徴とされない。正しくは、ハンチンチン遺伝子のCAGリピートの伸長による常染色体顕性(優性)遺伝の疾患で、尾状核を中心とした線条体の萎縮がみられる。
❌ 誤り。アミロイドの沈着は特徴とされない。正しくは、ハンチンチン遺伝子のCAGリピートの伸長による常染色体顕性(優性)遺伝の疾患で、尾状核を中心とした線条体の萎縮がみられる。
3. Pick病
❌ 誤り。アミロイドの沈着は特徴とされない。正しくは、前頭側頭葉変性症の一型で、異常なタウ蛋白からなるPick球が神経細胞にみられる。
❌ 誤り。アミロイドの沈着は特徴とされない。正しくは、前頭側頭葉変性症の一型で、異常なタウ蛋白からなるPick球が神経細胞にみられる。
4. Wernicke脳症
❌ 誤り。アミロイドは関与しない。正しくは、ビタミンB1(チアミン)の欠乏で生じ、眼球運動障害・運動失調・意識障害を呈する。
❌ 誤り。アミロイドは関与しない。正しくは、ビタミンB1(チアミン)の欠乏で生じ、眼球運動障害・運動失調・意識障害を呈する。
5. 多発性硬化症
❌ 誤り。アミロイドの沈着は特徴とされない。正しくは、自己免疫の機序が考えられている中枢神経の脱髄疾患で、病変が時間的・空間的に多発する。
❌ 誤り。アミロイドの沈着は特徴とされない。正しくは、自己免疫の機序が考えられている中枢神経の脱髄疾患で、病変が時間的・空間的に多発する。
【試験対策ポイント】
| 疾患 | 中心となる病態 |
|---|---|
| Alzheimer病 | アミロイドβ(老人斑)+タウ(神経原線維変化) |
| Pick病 | タウ(Pick球) |
| Huntington病 | CAGリピート伸長・線条体の萎縮 |
| Wernicke脳症 | ビタミンB1欠乏 |
| 多発性硬化症 | 中枢神経の脱髄 |
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