第60回 理学療法士国家試験 午後 第34問
運動学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第34問(運動学)の正答は 2・5 です。運動軸が1つ(1軸性)の関節は蝶番関節と車軸関節である。
問題
運動軸が1つの関節はどれか。2つ選べ。
- 1. 顎関節
- 2. 距腿関節 ✓
- 3. 椎間関節
- 4. 腕橈関節
- 5. 下橈尺関節 ✓
正答:2・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 34.5%難問
58人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・5番 — 距腿関節・下橈尺関節
運動軸が1つ(1軸性)の関節は蝶番関節と車軸関節である。距腿関節は蝶番関節で底屈・背屈を、下橈尺関節は車軸関節で前腕の回内・回外を行う。
【各選択肢の解説】
1. 顎関節
❌ 誤り。顎関節は1軸の関節ではない。正しくは、関節円板をもち、開閉口に加えて下顎の前方突出・後退や側方への運動も行う関節である。
❌ 誤り。顎関節は1軸の関節ではない。正しくは、関節円板をもち、開閉口に加えて下顎の前方突出・後退や側方への運動も行う関節である。
2. 距腿関節
✅ 正しい(=正答)。蝶番関節(らせん関節とする記載もある)で、底屈・背屈を行う1軸性の関節である。
✅ 正しい(=正答)。蝶番関節(らせん関節とする記載もある)で、底屈・背屈を行う1軸性の関節である。
3. 椎間関節
❌ 誤り。椎間関節は1軸の関節ではない。正しくは平面関節で、関節面どうしの滑り運動によって脊柱の屈伸・側屈・回旋に関与する。
❌ 誤り。椎間関節は1軸の関節ではない。正しくは平面関節で、関節面どうしの滑り運動によって脊柱の屈伸・側屈・回旋に関与する。
4. 腕橈関節
❌ 誤り。腕橈関節は1軸の関節ではない。正しくは形状からは球関節に分類され、肘の屈伸と前腕の回内・回外の両方に関与する。
❌ 誤り。腕橈関節は1軸の関節ではない。正しくは形状からは球関節に分類され、肘の屈伸と前腕の回内・回外の両方に関与する。
5. 下橈尺関節
✅ 正しい(=正答)。車軸関節で、前腕の回内・回外を行う1軸性の関節である。
✅ 正しい(=正答)。車軸関節で、前腕の回内・回外を行う1軸性の関節である。
【試験対策ポイント】
| 運動軸 | 関節の種類 | 例 |
|---|---|---|
| 1軸 | 蝶番関節 | 腕尺関節・指節間関節・距腿関節 |
| 1軸 | 車軸関節 | 上橈尺関節・下橈尺関節・正中環軸関節 |
| 2軸 | 楕円関節・鞍関節 | 橈骨手根関節・母指の手根中手関節 |
| 多軸 | 球関節 | 肩関節・股関節 |
肘は腕尺・腕橈・上橈尺の3関節からなる。腕尺関節(蝶番関節・1軸)と腕橈関節(球関節)を取り違えないこと。
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