第60回 理学療法士国家試験 午後 第37問
内科学・臨床医学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第37問(内科学・臨床医学)の正答は 2 です。急性心筋梗塞の胸痛は強く持続し、交感神経の緊張により冷汗・悪心・嘔吐などを伴うことが多い。
問題
急性心筋梗塞の胸痛の特徴で正しいのはどれか。
- 1. 数分以内に消失する。
- 2. 冷汗を伴うことが多い。 ✓
- 3. 感冒様の前駆症状がある。
- 4. 放散痛は生じないことが多い。
- 5. 硝酸薬の投与で速やかに消失する。
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64.3%標準
70人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 冷汗を伴うことが多い。
急性心筋梗塞の胸痛は強く持続し、交感神経の緊張により冷汗・悪心・嘔吐などを伴うことが多い。ほかの選択肢には、狭心症の特徴(短時間で消える・硝酸薬で消える)や別の疾患の特徴が混ぜてある。
【各選択肢の解説】
1. 数分以内に消失する。
❌ 誤り。数分で消えるのは狭心症の胸痛である。正しくは、心筋梗塞の胸痛は安静にしても治まらず、数十分以上持続する。
❌ 誤り。数分で消えるのは狭心症の胸痛である。正しくは、心筋梗塞の胸痛は安静にしても治まらず、数十分以上持続する。
2. 冷汗を伴うことが多い。
✅ 正しい(=正答)。強い胸痛とともに冷汗・悪心・嘔吐・呼吸困難などを伴うのが典型的な像である。
✅ 正しい(=正答)。強い胸痛とともに冷汗・悪心・嘔吐・呼吸困難などを伴うのが典型的な像である。
3. 感冒様の前駆症状がある。
❌ 誤り。感冒様の前駆症状は心筋梗塞の特徴とはされない。正しくは、感冒様症状に続いて発症するのは急性心筋炎で、心筋梗塞の前には狭心症の胸痛発作が先行することがある。
❌ 誤り。感冒様の前駆症状は心筋梗塞の特徴とはされない。正しくは、感冒様症状に続いて発症するのは急性心筋炎で、心筋梗塞の前には狭心症の胸痛発作が先行することがある。
4. 放散痛は生じないことが多い。
❌ 誤り。正しくは、左肩・左上肢・頸部・下顎などへの放散痛を伴うことが多い。
❌ 誤り。正しくは、左肩・左上肢・頸部・下顎などへの放散痛を伴うことが多い。
5. 硝酸薬の投与で速やかに消失する。
❌ 誤り。硝酸薬で速やかに消えるのは狭心症の胸痛である。正しくは、心筋梗塞の胸痛は硝酸薬では消失しない。
❌ 誤り。硝酸薬で速やかに消えるのは狭心症の胸痛である。正しくは、心筋梗塞の胸痛は硝酸薬では消失しない。
【試験対策ポイント】
| 狭心症 | 急性心筋梗塞 | |
|---|---|---|
| 持続 | 数分 | 数十分以上 |
| 安静 | 治まる | 治まらない |
| 硝酸薬 | 有効 | 無効 |
| 随伴症状 | 少ない | 冷汗・悪心・嘔吐 |
高齢者や糖尿病では、胸痛がはっきりしない心筋梗塞もある。
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