第60回 理学療法士国家試験 午後 第39問
内科学・臨床医学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第39問(内科学・臨床医学)の正答は 4 です。ステロイドの長期・大量投与の副作用として大腿骨頭壊死(特発性大腿骨頭壊死症)はよく知られています。
問題
ステロイドの副作用で正しいのはどれか。
- 1. 筋固縮
- 2. 低血圧
- 3. 低血糖
- 4. 大腿骨頭壊死 ✓
- 5. 高カリウム血症
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 53.3%参考値
15人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 大腿骨頭壊死
ステロイドの長期・大量投与の副作用として大腿骨頭壊死(特発性大腿骨頭壊死症)はよく知られています。骨梗塞により骨頭が壊死し、股関節痛や歩行障害をきたします。
【各選択肢の解説】
1. 筋固縮
❌ 誤り。ステロイドの代表的な筋への副作用はステロイドミオパチー(近位筋の筋力低下・筋萎縮)であり、固縮ではありません。
❌ 誤り。ステロイドの代表的な筋への副作用はステロイドミオパチー(近位筋の筋力低下・筋萎縮)であり、固縮ではありません。
2. 低血圧
❌ 誤り。ステロイドはナトリウム貯留作用などにより高血圧をきたしやすく、低血圧ではありません。
❌ 誤り。ステロイドはナトリウム貯留作用などにより高血圧をきたしやすく、低血圧ではありません。
3. 低血糖
❌ 誤り。ステロイドは糖新生促進により血糖を上昇させ、ステロイド糖尿病をきたします。低血糖ではありません。
❌ 誤り。ステロイドは糖新生促進により血糖を上昇させ、ステロイド糖尿病をきたします。低血糖ではありません。
4. 大腿骨頭壊死
✅ 正しい。長期・大量投与で生じる代表的な合併症で、骨頭への血流障害による壊死が起こります。
✅ 正しい。長期・大量投与で生じる代表的な合併症で、骨頭への血流障害による壊死が起こります。
5. 高カリウム血症
❌ 誤り。ステロイドはカリウム排泄を促進するため、むしろ低カリウム血症をきたします。
❌ 誤り。ステロイドはカリウム排泄を促進するため、むしろ低カリウム血症をきたします。
【試験対策ポイント】
ステロイドの副作用は頻出。易感染性・骨粗鬆症・大腿骨頭壊死・ステロイド糖尿病(高血糖)・高血圧・満月様顔貌・低カリウム血症・ステロイドミオパチー・消化性潰瘍。電解質は「Na貯留・K排泄」を覚えると、高血圧・低K血症が導けます。血糖は上昇、血圧は上昇という方向に注意しましょう。
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