第60回 理学療法士国家試験 午後 第40問
運動学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第40問(運動学)の正答は 5 です。安静立位の重心線は足関節のやや前方を通るため、体は前へ倒れようとする。
問題
正常成人の立位姿勢で持続的に活動している筋はどれか。
- 1. 腸腰筋
- 2. 大殿筋
- 3. 大腿四頭筋
- 4. 大腿二頭筋
- 5. ヒラメ筋 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60.3%標準
58人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — ヒラメ筋
安静立位の重心線は足関節のやや前方を通るため、体は前へ倒れようとする。これを後方から支えるヒラメ筋が持続的に活動する。股関節と膝関節は靱帯・関節包などの受動的な支えで保たれ、筋の持続的な活動は小さい。
【各選択肢の解説】
1. 腸腰筋
❌ 誤り。腸腰筋は立位保持で持続的に働く主な筋とはされない。正しくは、重心線が股関節のやや後方を通るため股関節には伸展方向の力がかかり、これは主に腸骨大腿靱帯が受け止める。
❌ 誤り。腸腰筋は立位保持で持続的に働く主な筋とはされない。正しくは、重心線が股関節のやや後方を通るため股関節には伸展方向の力がかかり、これは主に腸骨大腿靱帯が受け止める。
2. 大殿筋
❌ 誤り。大殿筋は安静立位で持続的に働く筋とはされない。正しくは、股関節にはもともと伸展方向の力がかかっているため股伸展筋は不要で、大殿筋が働くのは前方への動揺を立て直すときなど一時的である。
❌ 誤り。大殿筋は安静立位で持続的に働く筋とはされない。正しくは、股関節にはもともと伸展方向の力がかかっているため股伸展筋は不要で、大殿筋が働くのは前方への動揺を立て直すときなど一時的である。
3. 大腿四頭筋
❌ 誤り。大腿四頭筋は安静立位で持続的に働く筋とはされない。正しくは、重心線が膝関節のやや前方を通り膝には伸展方向の力がかかるため、膝は伸展位で後方の関節包・靱帯に支えられ、膝伸筋の持続的な活動は要らない。
❌ 誤り。大腿四頭筋は安静立位で持続的に働く筋とはされない。正しくは、重心線が膝関節のやや前方を通り膝には伸展方向の力がかかるため、膝は伸展位で後方の関節包・靱帯に支えられ、膝伸筋の持続的な活動は要らない。
4. 大腿二頭筋
❌ 誤り。大腿二頭筋は立位保持で持続的に働く主な筋とはされない。正しくは、股関節には重心線によって伸展方向の力がかかっているため、股伸展筋でもあるハムストリングスの活動は小さい。
❌ 誤り。大腿二頭筋は立位保持で持続的に働く主な筋とはされない。正しくは、股関節には重心線によって伸展方向の力がかかっているため、股伸展筋でもあるハムストリングスの活動は小さい。
5. ヒラメ筋
✅ 正しい(=正答)。足関節には重心線によって背屈方向の力がかかり続けるため、底屈筋であるヒラメ筋が持続的に働いて体の前方への傾きを止める。
✅ 正しい(=正答)。足関節には重心線によって背屈方向の力がかかり続けるため、底屈筋であるヒラメ筋が持続的に働いて体の前方への傾きを止める。
【試験対策ポイント】
| 関節 | 重心線の位置 | かかる力 | 支えるもの |
|---|---|---|---|
| 股関節 | やや後方 | 伸展方向 | 腸骨大腿靱帯 |
| 膝関節 | やや前方 | 伸展方向 | 後方の関節包・靱帯 |
| 足関節 | やや前方 | 背屈方向 | ヒラメ筋(持続的に活動) |
重心線が関節のどちら側を通るかで、かかる力の向きと、それを受け止めるのが筋か靱帯かを決める。
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