PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第60回 理学療法士国家試験 午後 第45問

神経内科学第60回午後

第60回 理学療法士国家試験 午後 第45問(神経内科学)の正答は 3 です。髄膜刺激徴候の一つであるKernig徴候は、股関節・膝関節を屈曲した状態から膝を伸ばそうとすると抵抗・疼痛が出るもので、膝を伸展した長座位は坐骨神経・髄膜の伸張を強め徴候を誘発しやすい体位です。

問題
髄膜刺激徴候を誘発しやすい体位はどれか。
  1. 1. 側臥位
  2. 2. 端座位
  3. 3. 長座位
  4. 4. 背臥位
  5. 5. 腹臥位

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 31.3%参考値

16人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 長座位

髄膜刺激徴候の一つであるKernig徴候は、股関節・膝関節を屈曲した状態から膝を伸ばそうとすると抵抗・疼痛が出るもので、膝を伸展した長座位は坐骨神経・髄膜の伸張を強め徴候を誘発しやすい体位です。


【各選択肢の解説】

1. 側臥位
❌ 誤り。側臥位は髄膜を特に伸張せず、徴候を最も誘発する体位ではありません。
2. 端座位
❌ 誤り。端座位は膝が屈曲しており、髄膜・神経の伸張が緩むため誘発しにくい体位です。
3. 長座位
✅ 正しい。両下肢を伸展して座る長座位は、膝伸展により髄膜・神経根が伸張され、Kernig徴候など髄膜刺激徴候を誘発しやすくなります。
4. 背臥位
❌ 誤り。背臥位は安静肢位で、特に髄膜を伸張せず誘発体位とはいえません。
5. 腹臥位
❌ 誤り。腹臥位は髄膜刺激徴候の誘発体位ではありません。

【試験対策ポイント】

髄膜刺激徴候は項部硬直・Kernig徴候・Brudzinski徴候が代表。いずれも髄膜や神経根を伸張する操作(頸部前屈、股屈曲位での膝伸展)で疼痛・抵抗が出ます。膝を伸ばす長座位は神経・髄膜を緊張させるため誘発しやすい、という機序で理解しましょう。

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