第60回 理学療法士国家試験 午後 第71問
運動学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第71問(運動学)の正答は 3 です。図は、立った姿勢(左)から頭と体幹を後ろへ反らせた姿勢(右)への体幹伸展を示す。
問題
体幹の伸展運動を図に示す。伸展を制動する靱帯はどれか。
- 1. 棘上靱帯
- 2. 棘間靱帯
- 3. 前縦靱帯 ✓
- 4. 後縦靱帯
- 5. 横突間靱帯
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 75.4%やさしい
61人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 前縦靱帯
図は、立った姿勢(左)から頭と体幹を後ろへ反らせた姿勢(右)への体幹伸展を示す。伸展では脊柱の前方が引き伸ばされるので、椎体の前面を縦に走る前縦靱帯が緊張して伸展を制動する。
【各選択肢の解説】
1. 棘上靱帯
❌ 誤り。棘上靱帯は脊柱の後方にあり、伸展ではゆるむ。正しくは棘上靱帯は棘突起の先端を結び、体幹屈曲で緊張して屈曲を制動する。
❌ 誤り。棘上靱帯は脊柱の後方にあり、伸展ではゆるむ。正しくは棘上靱帯は棘突起の先端を結び、体幹屈曲で緊張して屈曲を制動する。
2. 棘間靱帯
❌ 誤り。棘間靱帯は脊柱の後方にあり、伸展ではゆるむ。正しくは棘間靱帯は隣り合う棘突起の間を結び、体幹屈曲を制動する。
❌ 誤り。棘間靱帯は脊柱の後方にあり、伸展ではゆるむ。正しくは棘間靱帯は隣り合う棘突起の間を結び、体幹屈曲を制動する。
3. 前縦靱帯
✅ 正しい。(=正答)椎体と椎間板の前面を縦に走るため、体幹伸展で引き伸ばされて伸展を制動する。
✅ 正しい。(=正答)椎体と椎間板の前面を縦に走るため、体幹伸展で引き伸ばされて伸展を制動する。
4. 後縦靱帯
❌ 誤り。後縦靱帯は椎体の後面(脊柱管の前壁)にあり、伸展ではゆるむ。正しくは後縦靱帯は体幹屈曲を制動する。
❌ 誤り。後縦靱帯は椎体の後面(脊柱管の前壁)にあり、伸展ではゆるむ。正しくは後縦靱帯は体幹屈曲を制動する。
5. 横突間靱帯
❌ 誤り。横突間靱帯は脊柱の側方にある。正しくは横突間靱帯は横突起の間を結び、主に反対側への側屈を制動する。
❌ 誤り。横突間靱帯は脊柱の側方にある。正しくは横突間靱帯は横突起の間を結び、主に反対側への側屈を制動する。
【試験対策ポイント】
| 靱帯 | 位置 | 主に制動する運動 |
|---|---|---|
| 前縦靱帯 | 椎体の前面 | 伸展 |
| 後縦靱帯 | 椎体の後面 | 屈曲 |
| 黄色靱帯 | 椎弓の間 | 屈曲 |
| 棘間靱帯・棘上靱帯 | 棘突起の間・先端 | 屈曲 |
| 横突間靱帯 | 横突起の間 | 側屈 |
運動と反対側にある靱帯が伸ばされて緊張する、と考えれば覚えなくても判断できる。
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