第60回 理学療法士国家試験 午後 第72問
運動学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第72問(運動学)の正答は 3 です。誤っているものを選ぶ問題である。
問題
努力性呼気時に働く筋で誤っているのはどれか。
- 1. 腹直筋
- 2. 肋下筋
- 3. 外肋間筋 ✓
- 4. 内腹斜筋
- 5. 内肋間筋後部
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 55.2%標準
58人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 外肋間筋
誤っているものを選ぶ問題である。外肋間筋は肋骨を引き上げて胸郭を広げる吸気筋で、努力性呼気には働かない。努力性呼気では腹筋群が腹圧で横隔膜を押し上げ、内肋間筋(骨間部)・肋下筋が肋骨を引き下げる。
【各選択肢の解説】
1. 腹直筋
✅ 正しい。腹壁を引き締めて腹圧を高め、横隔膜を押し上げるとともに胸郭を引き下げ、努力性呼気に働く。
✅ 正しい。腹壁を引き締めて腹圧を高め、横隔膜を押し上げるとともに胸郭を引き下げ、努力性呼気に働く。
2. 肋下筋
✅ 正しい。下位の肋骨の内面で肋骨間をまたいで走り、肋骨を引き下げて呼気を助ける。
✅ 正しい。下位の肋骨の内面で肋骨間をまたいで走り、肋骨を引き下げて呼気を助ける。
3. 外肋間筋
❌ 誤り。(=正答)外肋間筋は呼気筋ではない。正しくは外肋間筋は肋骨を挙上して胸郭を広げる吸気筋で、横隔膜とともに安静吸気から働く。
❌ 誤り。(=正答)外肋間筋は呼気筋ではない。正しくは外肋間筋は肋骨を挙上して胸郭を広げる吸気筋で、横隔膜とともに安静吸気から働く。
4. 内腹斜筋
✅ 正しい。外腹斜筋・腹横筋・腹直筋とともに腹圧を高め、努力性呼気に働く。
✅ 正しい。外腹斜筋・腹横筋・腹直筋とともに腹圧を高め、努力性呼気に働く。
5. 内肋間筋後部
✅ 正しい。内肋間筋の後部(骨間部)は肋骨を引き下げて努力性呼気に働く。
✅ 正しい。内肋間筋の後部(骨間部)は肋骨を引き下げて努力性呼気に働く。
【試験対策ポイント】
| 主な筋 | |
|---|---|
| 安静吸気 | 横隔膜、外肋間筋 |
| 努力吸気(補助) | 胸鎖乳突筋、斜角筋など |
| 安静呼気 | 筋活動はほとんどなく、肺と胸郭の弾性で戻る |
| 努力性呼気 | 腹直筋・内外腹斜筋・腹横筋、内肋間筋(骨間部)、肋下筋 |
「外=吸気・内=呼気」の肋間筋の入れ替えが定番のひっかけ。なお内肋間筋の胸骨寄りの部分(傍胸骨部)は吸気に働くとされるので、5は「後部」と限定されている。
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