PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第60回 理学療法士国家試験 午後 第73問

運動学第60回午後

第60回 理学療法士国家試験 午後 第73問(運動学)の正答は 2 です。上腕二頭筋は橈骨粗面に停止するため、肘の屈曲に加えて強い前腕回外作用をもつ。

問題
上肢の筋と運動の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 烏口腕筋 ─── 肩伸展
  2. 2. 上腕二頭筋 ─── 前腕回外 ✓
  3. 3. 上腕筋 ─── 肘伸展
  4. 4. 腕橈骨筋 ─── 肘伸展
  5. 5. 長橈側手根伸筋 ─── 前腕回内

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 78.2%やさしい

55人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 上腕二頭筋 ─── 前腕回外

上腕二頭筋は橈骨粗面に停止するため、肘の屈曲に加えて強い前腕回外作用をもつ。ほかの選択肢は作用の向きや関節を入れ替えた組合せである。


【各選択肢の解説】

1. 烏口腕筋 ─── 肩伸展
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは烏口腕筋は肩関節の屈曲・内転に働く。
2. 上腕二頭筋 ─── 前腕回外
✅ 正しい。(=正答)橈骨粗面を引いて橈骨を回し、前腕を回外する。肘屈曲位で回外作用が強くなる。
3. 上腕筋 ─── 肘伸展
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは上腕筋は尺骨粗面に停止し、肘屈曲に働く。
4. 腕橈骨筋 ─── 肘伸展
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは腕橈骨筋は肘屈曲に働き、前腕が回内外中間位のとき特に強く働く。
5. 長橈側手根伸筋 ─── 前腕回内
❌ 誤り。前腕の回内筋ではない。正しくは長橈側手根伸筋は手関節の背屈(伸展)・橈屈に働き、前腕回内は円回内筋・方形回内筋が行う。

【試験対策ポイント】

筋主な作用
上腕二頭筋肘屈曲・前腕回外
上腕筋肘屈曲
腕橈骨筋肘屈曲(回内外中間位で強い)
烏口腕筋肩屈曲・内転
円回内筋・方形回内筋前腕回内
回外筋前腕回外

肘の屈筋3つ(上腕二頭筋・上腕筋・腕橈骨筋)を「伸展」と組ませるのが定番のひっかけ。

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