第60回 理学療法士国家試験 午後 第76問
病理学概論第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第76問(病理学概論)の正答は 4 です。過形成は、ホルモンや持続する刺激に反応して細胞の数が増える適応である。
問題
過形成で正しいのはどれか。
- 1. 細胞数は一定である。
- 2. 急性刺激により生じる。
- 3. 細胞の容積は増大する。
- 4. 刺激がなくなれば停止する。 ✓
- 5. 臓器のサイズは一定である。
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35.9%難問
64人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 刺激がなくなれば停止する。
過形成は、ホルモンや持続する刺激に反応して細胞の数が増える適応である。刺激に依存しているため、刺激がなくなれば増殖は止まる。刺激と無関係に増え続ける腫瘍との違い、細胞の大きさが増す肥大との違いが問われる。
【各選択肢の解説】
1. 細胞数は一定である。
❌ 誤り。細胞数が一定で細胞が大きくなるのは肥大である。正しくは過形成では細胞分裂により細胞数が増える。
❌ 誤り。細胞数が一定で細胞が大きくなるのは肥大である。正しくは過形成では細胞分裂により細胞数が増える。
2. 急性刺激により生じる。
❌ 誤り。一過性の刺激で起こる変化ではない。正しくは過形成はホルモンの刺激や慢性炎症など持続的な刺激への適応として生じる。
❌ 誤り。一過性の刺激で起こる変化ではない。正しくは過形成はホルモンの刺激や慢性炎症など持続的な刺激への適応として生じる。
3. 細胞の容積は増大する。
❌ 誤り。個々の細胞の容積が増えるのは肥大の定義である。正しくは過形成の本態は細胞数の増加である。
❌ 誤り。個々の細胞の容積が増えるのは肥大の定義である。正しくは過形成の本態は細胞数の増加である。
4. 刺激がなくなれば停止する。
✅ 正しい。(=正答)過形成は刺激に依存した変化で、原因となる刺激が除かれれば増殖は止まる。
✅ 正しい。(=正答)過形成は刺激に依存した変化で、原因となる刺激が除かれれば増殖は止まる。
5. 臓器のサイズは一定である。
❌ 誤り。細胞が増えれば組織は大きくなる。正しくは過形成では細胞数が増えるため臓器・組織は大きくなる(例:前立腺肥大症、子宮内膜増殖症)。
❌ 誤り。細胞が増えれば組織は大きくなる。正しくは過形成では細胞数が増えるため臓器・組織は大きくなる(例:前立腺肥大症、子宮内膜増殖症)。
【試験対策ポイント】
| 肥大 | 過形成 | 腫瘍 | |
|---|---|---|---|
| 増えるもの | 細胞の大きさ | 細胞の数 | 細胞の数 |
| 刺激との関係 | 依存 | 依存 | 刺激と無関係に自律的 |
| 刺激がなくなると | 止まる | 止まる | 続く |
前立腺肥大症は名前に「肥大」とあるが、組織の変化は過形成である。
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