第60回 理学療法士国家試験 午後 第85問
人間発達学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第85問(人間発達学)の正答は 4 です。原始反射の多くは生後数か月で消えるが、足底把握反射は立位・歩行の準備が進む生後1年近くまで残る。
問題
出生後、消失するのが最も遅いのはどれか。
- 1. 吸啜反射
- 2. Galant反射
- 3. 手掌把握反射
- 4. 足底把握反射 ✓
- 5. 交叉性伸展反射
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68.5%やさしい
54人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 足底把握反射
原始反射の多くは生後数か月で消えるが、足底把握反射は立位・歩行の準備が進む生後1年近くまで残る。選択肢の中で消失が最も遅い。
【各選択肢の解説】
1. 吸啜反射
❌ 誤り。最も遅く消える反射ではない。正しくは、口唇への刺激で吸う動きが出る反射で、生後4〜6か月ごろに消失する。
❌ 誤り。最も遅く消える反射ではない。正しくは、口唇への刺激で吸う動きが出る反射で、生後4〜6か月ごろに消失する。
2. Galant反射
❌ 誤り。最も遅く消える反射ではない。正しくは、腹臥位で背部の脊柱の脇をこすると体幹が刺激側へ側屈する反射で、生後2〜4か月ごろに消失する。
❌ 誤り。最も遅く消える反射ではない。正しくは、腹臥位で背部の脊柱の脇をこすると体幹が刺激側へ側屈する反射で、生後2〜4か月ごろに消失する。
3. 手掌把握反射
❌ 誤り。最も遅く消える反射ではない。正しくは、手掌への刺激で指が握り込む反射で、生後4〜6か月ごろに消失し、随意的なつかみへ移っていく。
❌ 誤り。最も遅く消える反射ではない。正しくは、手掌への刺激で指が握り込む反射で、生後4〜6か月ごろに消失し、随意的なつかみへ移っていく。
4. 足底把握反射
✅ 正しい。足底の母趾球付近を押すと足趾が屈曲する反射で、生後9〜12か月ごろまで残り、選択肢の中で最も遅く消える。
✅ 正しい。足底の母趾球付近を押すと足趾が屈曲する反射で、生後9〜12か月ごろまで残り、選択肢の中で最も遅く消える。
5. 交叉性伸展反射
❌ 誤り。最も遅く消える反射ではない。正しくは、一側の足底を刺激すると反対側の下肢が屈曲ののち伸展する反射で、生後1〜2か月ごろに消失する。
❌ 誤り。最も遅く消える反射ではない。正しくは、一側の足底を刺激すると反対側の下肢が屈曲ののち伸展する反射で、生後1〜2か月ごろに消失する。
【試験対策ポイント】
| 反射 | 消失のおよその時期 |
|---|---|
| 交叉性伸展反射 | 1〜2か月 |
| Galant反射 | 2〜4か月 |
| 吸啜反射・手掌把握反射 | 4〜6か月 |
| 足底把握反射 | 9〜12か月 |
時期は成書によって幅があるが、順序はこのとおりである。手と足の把握反射は消える時期が大きく違う点がひっかけになる。
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