第60回 理学療法士国家試験 午後 第86問
神経内科学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第86問(神経内科学)の正答は 5 です。多発性硬化症(MS)は中枢神経(脳・脊髄)の脱髄疾患で、時間的・空間的に多発する病変が特徴です。
問題
多発性硬化症で正しいのはどれか。
- 1. 男性に多い。
- 2. 遺伝性の疾患である。
- 3. 温熱療法が効果的である。
- 4. 末梢神経の脱髄疾患である。
- 5. MRI検査が診断に有用である。 ✓
正答:5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 31.3%参考値
16人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — MRI検査が診断に有用である。
多発性硬化症(MS)は中枢神経(脳・脊髄)の脱髄疾患で、時間的・空間的に多発する病変が特徴です。MRIで脱髄巣(脱髄プラーク)を検出できるため、診断・経過観察にきわめて有用です。
【各選択肢の解説】
1. 男性に多い。
❌ 誤り。MSは20〜40歳代の女性に多い疾患です。男女比はおよそ1:2〜3で女性優位です。
❌ 誤り。MSは20〜40歳代の女性に多い疾患です。男女比はおよそ1:2〜3で女性優位です。
2. 遺伝性の疾患である。
❌ 誤り。遺伝的素因の関与はあるものの、自己免疫機序による後天性疾患であり、遺伝性疾患ではありません。
❌ 誤り。遺伝的素因の関与はあるものの、自己免疫機序による後天性疾患であり、遺伝性疾患ではありません。
3. 温熱療法が効果的である。
❌ 誤り。体温上昇で症状が一過性に悪化するUhthoff現象があるため、過度の加温は避けます。温熱療法は禁忌に近い扱いです。
❌ 誤り。体温上昇で症状が一過性に悪化するUhthoff現象があるため、過度の加温は避けます。温熱療法は禁忌に近い扱いです。
4. 末梢神経の脱髄疾患である。
❌ 誤り。MSは中枢神経(脳・脊髄・視神経)の脱髄疾患です。末梢神経の脱髄疾患はGuillain-Barré症候群やCIDPです。
❌ 誤り。MSは中枢神経(脳・脊髄・視神経)の脱髄疾患です。末梢神経の脱髄疾患はGuillain-Barré症候群やCIDPです。
5. MRI検査が診断に有用である。
✅ 正しい。MRIで脱髄プラークを検出でき、空間的・時間的多発の証明に役立つため診断の中心的検査です。
✅ 正しい。MRIで脱髄プラークを検出でき、空間的・時間的多発の証明に役立つため診断の中心的検査です。
【試験対策ポイント】
MSは中枢神経の脱髄・女性に多い・再発寛解型が多い・MRIで診断・時間/空間的多発がキーワードです。理学療法ではUhthoff現象(体温上昇で増悪)に注意し、過熱・過労を避けた運動管理が重要です。「末梢神経の脱髄=GBS」との区別、「温熱は避ける」点が頻出の引っかけです。
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「神経内科学」第4章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
スポンサーリンク(広告)