第61回 理学療法士国家試験 午前 第2問
理学療法評価学第61回午前
第61回 理学療法士国家試験 午前 第2問(理学療法評価学)の正答は 3 です。図は足部を一方の手で支え、もう一方の示指で足部外側(外果の前下方、第5中足骨底の手前)の腱を触れている。
問題
70歳の男性。糖尿病性ニューロパチー。下腿筋の萎縮と筋力低下が著明のためDanielsらの徒手筋力テストを行ったところ、関節運動が全く生じなかったため、段階1の検査を図のように実施した。対象としている筋はどれか。
- 1. 後脛骨筋
- 2. 前脛骨筋
- 3. 短腓骨筋 ✓
- 4. 長母指屈筋
- 5. ヒラメ筋
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54.5%標準
145人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 短腓骨筋
図は足部を一方の手で支え、もう一方の示指で足部外側(外果の前下方、第5中足骨底の手前)の腱を触れている。段階1は運動が起きない筋の収縮を腱や筋腹で触知する検査で、この位置で触れるのは短腓骨筋の腱である(Daniels 第10版:第5中足骨底の近位で短腓骨筋腱を触知)。
【各選択肢の解説】
1. 後脛骨筋
❌ 誤り。後脛骨筋腱は足部の内側を通る。正しくは後脛骨筋は内果と舟状骨の間(内果の後下方)で腱を触知する。
❌ 誤り。後脛骨筋腱は足部の内側を通る。正しくは後脛骨筋は内果と舟状骨の間(内果の後下方)で腱を触知する。
2. 前脛骨筋
❌ 誤り。前脛骨筋腱は足関節の前内側を通る。正しくは足関節前面の内側寄りで腱を触知する。
❌ 誤り。前脛骨筋腱は足関節の前内側を通る。正しくは足関節前面の内側寄りで腱を触知する。
3. 短腓骨筋(=正答)
✅ 正しい。第5中足骨底に停止する外がえしの筋で、足部外側・第5中足骨底の近位で腱を触れる。図の触知部位と一致する。
✅ 正しい。第5中足骨底に停止する外がえしの筋で、足部外側・第5中足骨底の近位で腱を触れる。図の触知部位と一致する。
4. 長母指屈筋
❌ 誤り。長母指屈筋は母趾の屈筋で足底を通る。正しくは母趾基節骨の足底面で腱を触知する。
❌ 誤り。長母指屈筋は母趾の屈筋で足底を通る。正しくは母趾基節骨の足底面で腱を触知する。
5. ヒラメ筋
❌ 誤り。ヒラメ筋は踵骨隆起に停止する足関節底屈筋である。正しくはアキレス腱や下腿後面で収縮を触知する。
❌ 誤り。ヒラメ筋は踵骨隆起に停止する足関節底屈筋である。正しくはアキレス腱や下腿後面で収縮を触知する。
【試験対策ポイント】
| 筋 | 主な作用 | 段階1で触れる所 |
|---|---|---|
| 前脛骨筋 | 背屈・内がえし | 足関節前内側の腱 |
| 後脛骨筋 | 内がえし | 内果と舟状骨の間 |
| 短腓骨筋 | 外がえし | 第5中足骨底の近位(足部外側) |
| 下腿三頭筋 | 底屈 | アキレス腱 |
- 段階1=関節運動なし・収縮の触知のみ。触れる場所で筋を見分ける
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