PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第61回 理学療法士国家試験 午前 第23問

理学療法治療学第61回午前

第61回 理学療法士国家試験 午前 第23問(理学療法治療学)の正答は 2 です。COPDで息切れが強くなるのは、上肢を挙上して保持する動作・腹部を圧迫する前屈動作・息を止める動作である。

問題
COPDのADL動作で最も息切れが生じやすいのはどれか。
  1. 1. 食事
  2. 2. 洗髪 ✓
  3. 3. 排尿
  4. 4. 歯磨き
  5. 5. ズボンの着脱

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 77.8%やさしい

81人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 洗髪

COPDで息切れが強くなるのは、上肢を挙上して保持する動作・腹部を圧迫する前屈動作・息を止める動作である。洗髪は両上肢を頭上に挙げたまま続けるため、選択肢の中で最も息切れが生じやすい。


【各選択肢の解説】

1. 食事
❌ 誤り。座位で行え、上肢を高く挙げ続けないため、息切れは比較的軽い。正しくは負担の小さい動作である。
2. 洗髪
✅ 正しい。両上肢を頭上で保持すると、大胸筋などの呼吸補助筋が上肢の保持に使われて呼吸を助けられず、胸郭の動きも制限される。動作中に息を止めやすいことも加わり、最も息切れが生じやすい。(=正答)
3. 排尿
❌ 誤り。上肢挙上を伴わず短時間で終わる。正しくは負担の小さい動作である(息切れが問題になりやすいのは、いきみを伴う排便)。
4. 歯磨き
❌ 誤り。上肢は口元までの挙上にとどまり、頭上で保持する洗髪より負担は小さい。正しくは洗髪より息切れが生じにくい動作である。
5. ズボンの着脱
❌ 誤り。前屈で腹部が圧迫され息切れは起こりうるが、両上肢を頭上で保持し続ける洗髪ほどではない。正しくは洗髪より息切れが生じにくい動作である。

【試験対策ポイント】

息切れを起こしやすい動作の型例
上肢挙上の保持洗髪・洗濯物干し・高い所の物を取る
前屈・腹部圧迫靴下・ズボンの着脱・足を洗う
息止め・いきみ排便・重い物を持つ

指導は「動作を呼気に合わせる・休みを入れる・上肢を台に置いて行う」。

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