PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第61回 理学療法士国家試験 午前 第44問

臨床医学第61回午前

第61回 理学療法士国家試験 午前 第44問(臨床医学)の正答は 2・3 です。COPDは息を吐き切れない閉塞性障害で、肺に空気が残る(エアトラッピング)ため肺が過膨張する。

問題
COPD患者で増加するのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 1秒量
  2. 2. 機能的残気量 ✓
  3. 3. 全肺気量 ✓
  4. 4. ピークフロー
  5. 5. 予備吸気量

正答:2・3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 25%難問

72人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2・3番 — 機能的残気量・全肺気量

COPDは息を吐き切れない閉塞性障害で、肺に空気が残る(エアトラッピング)ため肺が過膨張する。その結果、残気量・機能的残気量・全肺気量が増え、呼出の速さを表す1秒量・ピークフローは減る。


【各選択肢の解説】

1. 1秒量
❌ 誤り。気道が狭く速く吐き出せないため減る。正しくは1秒量・1秒率とも低下し、1秒率70%未満が閉塞性障害の目安(日本呼吸器学会 COPD診断と治療のためのガイドライン)。
2. 機能的残気量
✅ 正しい。吐き切れずに残る空気が増え、安静呼気位が高くなるため増加する。
3. 全肺気量
✅ 正しい。肺の過膨張により増加する。
4. ピークフロー
❌ 誤り。気道閉塞で最大呼気流量は減る。正しくはピークフローは低下する。
5. 予備吸気量
❌ 誤り。安静時からすでに肺が膨らんでいるため、さらに吸い込める量は少ない。正しくは予備吸気量は低下する。

【試験対策ポイント】

COPDで増えるCOPDで減る
残気量・機能的残気量・全肺気量1秒量・1秒率・ピークフロー・予備吸気量・肺活量

閉塞性障害は「吐けない=残る量が増える」、拘束性障害は「膨らまない=肺活量・全肺気量が減る」と対で覚える。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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