第61回 理学療法士国家試験 午前 第63問
生理学第61回午前
第61回 理学療法士国家試験 午前 第63問(生理学)の正答は 2 です。最大心拍数は加齢で規定され(おおむね220-年齢)、持久力トレーニングを行っても基本的に変化しにくい指標です。
問題
長期にわたる持久力トレーニングの影響を受けにくいのはどれか。
- 1. 心拍出量
- 2. 最大心拍数 ✓
- 3. 筋の脂肪代謝能
- 4. 筋線維の毛細血管密度
- 5. 速筋と遅筋線維の割合
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45%参考値
20人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 最大心拍数
最大心拍数は加齢で規定され(おおむね220-年齢)、持久力トレーニングを行っても基本的に変化しにくい指標です。一方、心拍出量・脂肪代謝能・毛細血管密度などはトレーニングで適応・増大します。
【各選択肢の解説】
1. 心拍出量
❌ 影響を受ける。一回拍出量の増大により最大心拍出量が増加します。
❌ 影響を受ける。一回拍出量の増大により最大心拍出量が増加します。
2. 最大心拍数
✅ 正しい。年齢で決まり、トレーニングによる変化はほとんど起きません(むしろ最大下では同一負荷で心拍が下がる)。
✅ 正しい。年齢で決まり、トレーニングによる変化はほとんど起きません(むしろ最大下では同一負荷で心拍が下がる)。
3. 筋の脂肪代謝能
❌ 影響を受ける。酸化系酵素やミトコンドリアが増え、脂肪利用能力が高まります。
❌ 影響を受ける。酸化系酵素やミトコンドリアが増え、脂肪利用能力が高まります。
4. 筋線維の毛細血管密度
❌ 影響を受ける。毛細血管が新生・増加し、酸素供給が向上します。
❌ 影響を受ける。毛細血管が新生・増加し、酸素供給が向上します。
5. 速筋と遅筋線維の割合
❌ 影響を受ける(変化しうる)。TypeIIb→TypeIIaへの移行など、代謝特性の変化が生じます。
❌ 影響を受ける(変化しうる)。TypeIIb→TypeIIaへの移行など、代謝特性の変化が生じます。
【試験対策ポイント】
持久力トレーニングの適応:安静時心拍数↓・一回拍出量↑・最大酸素摂取量↑・ミトコンドリア/毛細血管↑・遅筋優位の代謝へ。変わりにくいのは「最大心拍数(年齢規定)」。Karvonen法で予備心拍数=最大心拍数-安静心拍数を用いる際、最大心拍数(220-年齢)が固定値である点も結びつけて理解する。
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