PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第61回 理学療法士国家試験 午前 第63問

生理学第61回午前

第61回 理学療法士国家試験 午前 第63問(生理学)の正答は 2 です。最大心拍数は主に年齢で決まり(推定式220−年齢)、持久力トレーニングを続けてもほとんど変わらない。

問題
長期にわたる持久力トレーニングの影響を受けにくいのはどれか。
  1. 1. 心拍出量
  2. 2. 最大心拍数 ✓
  3. 3. 筋の脂肪代謝能
  4. 4. 筋線維の毛細血管密度
  5. 5. 速筋と遅筋線維の割合

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 43%難問

86人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 最大心拍数

最大心拍数は主に年齢で決まり(推定式220−年齢)、持久力トレーニングを続けてもほとんど変わらない。心拍出量・筋の代謝・毛細血管・筋線維の性質は、いずれもトレーニングで変化する。


【各選択肢の解説】

1. 心拍出量
❌ 誤り(影響を受ける)。正しくは一回拍出量が増えるため、最大運動時の心拍出量が増加する。
2. 最大心拍数
✅ 正しい(影響を受けにくい)。年齢とともに低下するが、持久力トレーニングではほとんど変わらない。トレーニングで下がるのは安静時心拍数と同じ負荷での心拍数である。
3. 筋の脂肪代謝能
❌ 誤り(影響を受ける)。正しくはミトコンドリアと酸化系酵素が増え、脂肪を燃料として使う能力が高まる。
4. 筋線維の毛細血管密度
❌ 誤り(影響を受ける)。正しくは毛細血管が増え、筋への酸素供給が増す。
5. 速筋と遅筋線維の割合
❌ 誤り(影響を受ける)。正しくは長期の持久力トレーニングで筋線維の構成は酸化的な方向へ変わる。確実なのは速筋線維の中でのタイプⅡx→Ⅱaの移行で、速筋(タイプⅡ)から遅筋(タイプⅠ)への転換まで起こるかは文献により扱いが分かれる。

【試験対策ポイント】

指標持久力トレーニング後
安静時心拍数低下
一回拍出量増加
最大心拍出量・最大酸素摂取量増加
ミトコンドリア・毛細血管増加
最大心拍数ほぼ変わらない(年齢で決まる)

「安静時心拍数」と「最大心拍数」を入れ替えたひっかけに注意する。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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