第61回 理学療法士国家試験 午前 第65問
生理学第61回午前
第61回 理学療法士国家試験 午前 第65問(生理学)の正答は 3 です。凝固系の最終段階で、トロンビンが可溶性のフィブリノゲンを不溶性のフィブリンに変える。
問題
血液凝固でフィブリノゲンをフィブリンに変化させるのはどれか。
- 1. 血小板
- 2. コラーゲン
- 3. トロンビン ✓
- 4. プラスミン
- 5. プロテインC
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.8%標準
80人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — トロンビン
凝固系の最終段階で、トロンビンが可溶性のフィブリノゲンを不溶性のフィブリンに変える。フィブリンが網目をつくって血小板血栓を固め、止血が完成する。線溶系・抗凝固系の物質と区別できるかを見る問題。
【各選択肢の解説】
1. 血小板
❌ 誤り。正しくは血小板は損傷部に粘着・凝集して血小板血栓をつくる(一次止血)細胞成分で、フィブリノゲンを変換する酵素ではない。
❌ 誤り。正しくは血小板は損傷部に粘着・凝集して血小板血栓をつくる(一次止血)細胞成分で、フィブリノゲンを変換する酵素ではない。
2. コラーゲン
❌ 誤り。正しくは血管内皮が傷ついて露出し、血小板を粘着させる血管壁の成分である。凝固酵素ではない。
❌ 誤り。正しくは血管内皮が傷ついて露出し、血小板を粘着させる血管壁の成分である。凝固酵素ではない。
3. トロンビン
✅ 正しい。プロトロンビン(第Ⅱ因子)が活性化してでき、フィブリノゲンをフィブリンに変える。
✅ 正しい。プロトロンビン(第Ⅱ因子)が活性化してでき、フィブリノゲンをフィブリンに変える。
4. プラスミン
❌ 誤り。正しくは線溶系の酵素で、できたフィブリンを分解する。働きが逆である。
❌ 誤り。正しくは線溶系の酵素で、できたフィブリンを分解する。働きが逆である。
5. プロテインC
❌ 誤り。正しくは抗凝固因子で、活性化するとプロテインSとともに第Ⅴa・第Ⅷa因子を不活化し、凝固を抑える。
❌ 誤り。正しくは抗凝固因子で、活性化するとプロテインSとともに第Ⅴa・第Ⅷa因子を不活化し、凝固を抑える。
【試験対策ポイント】
| 系 | 流れ |
|---|---|
| 凝固 | 第Ⅹa因子 → プロトロンビン → トロンビン → フィブリノゲン → フィブリン |
| 線溶 | プラスミノゲン →(t-PAなど)→ プラスミン → フィブリン分解(FDP・Dダイマー) |
ビタミンK依存性の因子=第Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ因子とプロテインC・S。ワルファリンはこれらの産生を抑える。
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