第61回 理学療法士国家試験 午前 第66問
生理学第61回午前
第61回 理学療法士国家試験 午前 第66問(生理学)の正答は 4・5 です。副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)は腸管のカルシウム吸収を抑え、リンは過剰にあると腸管内でカルシウムと結合して吸収されにくくする。
問題
腸管におけるカルシウム吸収を低下させるのはどれか。2つ選べ。
- 1. エストロゲン
- 2. 蛋白質
- 3. ビタミンD
- 4. 副腎皮質ホルモン ✓
- 5. リン ✓
正答:4・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35.3%難問
85人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4・5番 — 副腎皮質ホルモン・リン
副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)は腸管のカルシウム吸収を抑え、リンは過剰にあると腸管内でカルシウムと結合して吸収されにくくする。吸収を助ける因子と下げる因子を分けられるかを見る問題。
【各選択肢の解説】
1. エストロゲン
❌ 誤り。正しくはエストロゲンは骨吸収を抑えて骨量を保つホルモンで、腸管のカルシウム吸収を低下させる因子ではない。
❌ 誤り。正しくはエストロゲンは骨吸収を抑えて骨量を保つホルモンで、腸管のカルシウム吸収を低下させる因子ではない。
2. 蛋白質
❌ 誤り。正しくは蛋白質は腸管のカルシウム吸収を低下させる因子ではない。消化で生じるカゼインホスホペプチドなどは吸収を助ける。
❌ 誤り。正しくは蛋白質は腸管のカルシウム吸収を低下させる因子ではない。消化で生じるカゼインホスホペプチドなどは吸収を助ける。
3. ビタミンD
❌ 誤り。正しくは活性型ビタミンDは腸管のカルシウム吸収を促進する代表的な因子である。
❌ 誤り。正しくは活性型ビタミンDは腸管のカルシウム吸収を促進する代表的な因子である。
4. 副腎皮質ホルモン
✅ 正しい。糖質コルチコイドは腸管のカルシウム吸収を抑え、骨形成も抑える。長期投与でステロイド性骨粗鬆症の原因になる。
✅ 正しい。糖質コルチコイドは腸管のカルシウム吸収を抑え、骨形成も抑える。長期投与でステロイド性骨粗鬆症の原因になる。
5. リン
✅ 正しい。過剰なリンは腸管内でカルシウムと不溶性の塩をつくり、吸収を低下させる。
✅ 正しい。過剰なリンは腸管内でカルシウムと不溶性の塩をつくり、吸収を低下させる。
【試験対策ポイント】
| 腸管Ca吸収 | 因子 |
|---|---|
| 上げる | 活性型ビタミンD、PTH(腎でのビタミンD活性化を介して) |
| 下げる | 糖質コルチコイド、過剰なリン、シュウ酸、フィチン酸 |
ビタミンDは「上げる」側の代表なので、下げる側と入れ替えない。
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