PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第61回 理学療法士国家試験 午前 第66問

生理学第61回午前

第61回 理学療法士国家試験 午前 第66問(生理学)の正答は 4・5 です。腸管でのカルシウム吸収を低下させるのは副腎皮質ホルモン(グルココルチコイド)とリンです。

問題
腸管におけるカルシウム吸収を低下させるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. エストロゲン
  2. 2. 蛋白質
  3. 3. ビタミンD
  4. 4. 副腎皮質ホルモン
  5. 5. リン

正答:4・5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 31.3%参考値

16人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4・5番 — 副腎皮質ホルモン・リン

腸管でのカルシウム吸収を低下させるのは副腎皮質ホルモン(グルココルチコイド)とリンです。グルココルチコイドは腸管Ca吸収を抑制し、リンは腸管内でCaと結合して不溶性となり吸収を妨げます。


【各選択肢の解説】

1. エストロゲン
❌ 誤り。エストロゲンは骨吸収を抑え、Ca代謝を保護的に働かせます(吸収を下げない)。
2. 蛋白質
❌ 誤り。適度な蛋白質摂取はCa吸収をむしろ促進する方向に働きます。
3. ビタミンD
❌ 誤り。活性型ビタミンDは腸管でのCa吸収を強力に促進します。
4. 副腎皮質ホルモン
✅ 正しい。グルココルチコイドは腸管Ca吸収を抑制し、長期使用で骨粗鬆症の原因となります。
5. リン
✅ 正しい。リンは腸管内でCaと結合し不溶性塩を形成して吸収を低下させます。

【試験対策ポイント】

カルシウム吸収を「上げる=活性型ビタミンD・適度な蛋白質・PTH(間接的に)」、「下げる=グルココルチコイド・過剰なリン・シュウ酸・フィチン酸」。ステロイド長期投与による骨粗鬆症(吸収抑制+骨形成抑制)は臨床的に重要。リンとCaの拮抗関係(高リンで低Ca傾向)も押さえる。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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