第61回 理学療法士国家試験 午前 第68問
生理学第61回午前
第61回 理学療法士国家試験 午前 第68問(生理学)の正答は 5 です。食後に増える消費エネルギー(食事誘発性熱産生)は栄養素で大きさが違い、蛋白質が最も大きい。
問題
基礎代謝で正しいのはどれか。
- 1. 安静立位で計測する。
- 2. 体温の上昇によって減少する。
- 3. 同性、同年齢ならば体表面積に反比例する。
- 4. 代謝当量〈METs〉は、作業時代謝量と安静時代謝量との差で表す。
- 5. 食後の消費エネルギー増加は、脂質摂取に比べ蛋白質摂取で大きい。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.4%難問
90人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 食後の消費エネルギー増加は、脂質摂取に比べ蛋白質摂取で大きい。
食後に増える消費エネルギー(食事誘発性熱産生)は栄養素で大きさが違い、蛋白質が最も大きい。基礎代謝の測定条件・体温や体表面積との関係・METsの定義もあわせて確かめる問題。
【各選択肢の解説】
1. 安静立位で計測する。
❌ 誤り。正しくは早朝空腹時に、覚醒した安静仰臥位で、快適な室温のもとで測る。
❌ 誤り。正しくは早朝空腹時に、覚醒した安静仰臥位で、快適な室温のもとで測る。
2. 体温の上昇によって減少する。
❌ 誤り。正しくは体温が上がると代謝は増加する(体温1℃上昇で約13%増とされる)。
❌ 誤り。正しくは体温が上がると代謝は増加する(体温1℃上昇で約13%増とされる)。
3. 同性、同年齢ならば体表面積に反比例する。
❌ 誤り。正しくは基礎代謝量は体表面積に比例する。
❌ 誤り。正しくは基礎代謝量は体表面積に比例する。
4. 代謝当量〈METs〉は、作業時代謝量と安静時代謝量との差で表す。
❌ 誤り。正しくはMETsは作業時代謝量を安静座位の代謝量(1METs=酸素摂取量約3.5mL/kg/分)で割った比(何倍か)である。
❌ 誤り。正しくはMETsは作業時代謝量を安静座位の代謝量(1METs=酸素摂取量約3.5mL/kg/分)で割った比(何倍か)である。
5. 食後の消費エネルギー増加は、脂質摂取に比べ蛋白質摂取で大きい。
✅ 正しい。摂取エネルギーに対する増加分は、蛋白質で約30%、糖質で約6%、脂質で約4%とされ、蛋白質が最も大きい。
✅ 正しい。摂取エネルギーに対する増加分は、蛋白質で約30%、糖質で約6%、脂質で約4%とされ、蛋白質が最も大きい。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 押さえる点 |
|---|---|
| 測定条件 | 早朝・空腹・覚醒・安静仰臥位・快適室温 |
| 体温 | 上がると代謝は増える |
| 体表面積 | 比例する |
| METs | 安静座位の何倍か(差ではなく比) |
| 食事誘発性熱産生 | 蛋白質>糖質>脂質 |
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