PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第61回 理学療法士国家試験 午前 第73問

運動学第61回午前

第61回 理学療法士国家試験 午前 第73問(運動学)の正答は 1・2 です。荷重応答期は踵が接地した直後で、体重がかかって足関節が底屈し、足底が床に下りていく。

問題
荷重応答期で遠心性収縮するのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 長指伸筋 ✓
  2. 2. 前脛骨筋 ✓
  3. 3. 短腓骨筋
  4. 4. ヒラメ筋
  5. 5. 長母指屈筋

正答:1・2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 38.2%難問

89人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・2番 — 長指伸筋・前脛骨筋

荷重応答期は踵が接地した直後で、体重がかかって足関節が底屈し、足底が床に下りていく。この底屈を足関節背屈筋(前脛骨筋・長指伸筋)が遠心性収縮でブレーキをかけ、足部が床に打ちつけられるのを防ぐ。


【各選択肢の解説】

1. 長指伸筋
✅ 正しい。足関節の背屈筋で、前脛骨筋とともに荷重応答期の底屈を遠心性に制動する。
2. 前脛骨筋
✅ 正しい。荷重応答期の底屈を遠心性収縮で制動する主な筋である。
3. 短腓骨筋
❌ 誤り。正しくは主に立脚中期〜終期に活動して足部を安定させる筋で、荷重応答期の底屈を制動する筋ではない。
4. ヒラメ筋
❌ 誤り。正しくは主に立脚中期〜終期に活動し、下腿が前に倒れる動き(足関節の背屈)を遠心性に制動する筋である。
5. 長母指屈筋
❌ 誤り。正しくは主に立脚中期〜終期に活動する底屈筋で、荷重応答期の底屈を制動する筋ではない。

【試験対策ポイント】

時期足関節の動き働く筋と収縮
荷重応答期底屈前脛骨筋・長指伸筋(遠心性)
立脚中期背屈(下腿前傾)ヒラメ筋・腓腹筋(遠心性)

底屈を止めるのは背屈筋、背屈を止めるのは底屈筋=動きと逆側の筋が遠心性に働く。前脛骨筋が麻痺すると、接地直後に足部がバタンと落ちる(フットスラップ)。

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