第61回 理学療法士国家試験 午前 第84問
臨床医学第61回午前
第61回 理学療法士国家試験 午前 第84問(臨床医学)の正答は 2 です。Parkinson病は黒質のドパミン神経細胞が減り、線条体のドパミンが不足する病気である。
問題
Parkinson病の治療薬はどれか。
- 1. NSAIDs
- 2. L-dopa ✓
- 3. コリン作動薬
- 4. カルシウム拮抗薬
- 5. セフェム系抗菌薬
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 91.4%やさしい
70人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — L-dopa
Parkinson病は黒質のドパミン神経細胞が減り、線条体のドパミンが不足する病気である。治療の中心は不足したドパミンを補うL-dopa(レボドパ)で、ドパミンそのものは血液脳関門を通らないため前駆物質の形で投与する。
【各選択肢の解説】
1. NSAIDs
❌ 誤り。正しくはシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害する解熱・鎮痛・抗炎症薬で、Parkinson病の治療薬ではない。
❌ 誤り。正しくはシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害する解熱・鎮痛・抗炎症薬で、Parkinson病の治療薬ではない。
2. L-dopa
✅ 正しい(=正答)。脳内でドパミンに変わる。長期使用ではwearing-off現象やジスキネジアが問題になる。
✅ 正しい(=正答)。脳内でドパミンに変わる。長期使用ではwearing-off現象やジスキネジアが問題になる。
3. コリン作動薬
❌ 誤り。Parkinson病ではドパミンが減って相対的にアセチルコリンが優位になるため、正しくはその逆の抗コリン薬(トリヘキシフェニジルなど)を用いる。
❌ 誤り。Parkinson病ではドパミンが減って相対的にアセチルコリンが優位になるため、正しくはその逆の抗コリン薬(トリヘキシフェニジルなど)を用いる。
4. カルシウム拮抗薬
❌ 誤り。正しくは高血圧や狭心症の治療薬である。
❌ 誤り。正しくは高血圧や狭心症の治療薬である。
5. セフェム系抗菌薬
❌ 誤り。正しくは細菌感染症の治療薬である。
❌ 誤り。正しくは細菌感染症の治療薬である。
【試験対策ポイント】
| 薬 | 働き | 主な用途 |
|---|---|---|
| L-dopa | ドパミンを補う | Parkinson病 |
| 抗コリン薬 | アセチルコリンの働きを抑える | Parkinson病(振戦など) |
| コリンエステラーゼ阻害薬 | アセチルコリンを増やす | 重症筋無力症・Alzheimer型認知症 |
「コリン作動」と「抗コリン」の向きの逆に注意する。
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