第61回 理学療法士国家試験 午後 第4問
理学療法評価学第61回午後
第61回 理学療法士国家試験 午後 第4問(理学療法評価学)の正答は 4 です。図は腹臥位で膝を屈曲すると殿部が持ち上がる(股関節が屈曲する)現象で、尻上がり現象(Elyテスト陽性)である。
問題
腹臥位で膝関節を屈曲させたところ、図のような現象が見られた。短縮が疑われる筋はどれか。
- 1. 大殿筋
- 2. 腸腰筋
- 3. 梨状筋
- 4. 大腿直筋 ✓
- 5. 大腿二頭筋
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 78.8%やさしい
66人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 大腿直筋
図は腹臥位で膝を屈曲すると殿部が持ち上がる(股関節が屈曲する)現象で、尻上がり現象(Elyテスト陽性)である。大腿直筋は股関節屈曲と膝関節伸展に働く二関節筋のため、膝屈曲で伸ばされると股関節を屈曲方向へ引く。
【各選択肢の解説】
1. 大殿筋
❌ 誤り。大殿筋は股関節伸展筋で、短縮すると股関節の屈曲が制限される。殿部を持ち上げる(股関節を屈曲させる)方向には働かない。正しくは大殿筋の短縮は股関節屈曲の可動域で評価する。
❌ 誤り。大殿筋は股関節伸展筋で、短縮すると股関節の屈曲が制限される。殿部を持ち上げる(股関節を屈曲させる)方向には働かない。正しくは大殿筋の短縮は股関節屈曲の可動域で評価する。
2. 腸腰筋
❌ 誤り。腸腰筋は膝関節をまたがないため、膝屈曲で伸ばされることはない。正しくは腸腰筋の短縮はThomasテスト(背臥位で反対側の股関節を屈曲させ、検査側の大腿が浮くか)で見る。
❌ 誤り。腸腰筋は膝関節をまたがないため、膝屈曲で伸ばされることはない。正しくは腸腰筋の短縮はThomasテスト(背臥位で反対側の股関節を屈曲させ、検査側の大腿が浮くか)で見る。
3. 梨状筋
❌ 誤り。梨状筋は股関節外旋筋で膝関節をまたがない。正しくは梨状筋の短縮は股関節の内旋制限として現れる。
❌ 誤り。梨状筋は股関節外旋筋で膝関節をまたがない。正しくは梨状筋の短縮は股関節の内旋制限として現れる。
4. 大腿直筋
✅ 正しい(=正答)。二関節筋で、膝屈曲によって伸ばされ、短縮があると股関節屈曲=尻上がりが起こる。
✅ 正しい(=正答)。二関節筋で、膝屈曲によって伸ばされ、短縮があると股関節屈曲=尻上がりが起こる。
5. 大腿二頭筋
❌ 誤り。大腿二頭筋(長頭)は股関節伸展と膝関節屈曲に働き、膝を曲げると緩む。正しくは短縮はSLRの制限や膝伸展制限として現れる。
❌ 誤り。大腿二頭筋(長頭)は股関節伸展と膝関節屈曲に働き、膝を曲げると緩む。正しくは短縮はSLRの制限や膝伸展制限として現れる。
【試験対策ポイント】
| 短縮が疑われる筋 | 検査 |
|---|---|
| 大腿直筋 | Elyテスト(腹臥位で膝屈曲→尻上がり) |
| 腸腰筋 | Thomasテスト |
| ハムストリングス | SLR(下肢伸展挙上) |
二関節筋は一方の関節を固定し、もう一方の関節で伸ばして調べる。
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