第61回 理学療法士国家試験 午後 第27問
地域理学療法第61回午後
第61回 理学療法士国家試験 午後 第27問(地域理学療法)の正答は 2・3 です。転倒は筋力・バランス・認知・薬剤・環境などが重なって起こる。
問題
転倒予防を目的とした理学療法で適切なのはどれか。2つ選べ。
- 1. 転倒高リスク群ではTUG時間が短い。
- 2. 認知機能の低下は、転倒リスクに関連する。 ✓
- 3. 静的バランスから動的バランスを段階的に練習する。 ✓
- 4. バランス練習は、歩行速度を上げることを最優先する。
- 5. バランスに関与する感覚の評価には温痛覚が最も重要である。
正答:2・3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 90.9%やさしい
55人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2・3番 — 認知機能の低下は、転倒リスクに関連する。・静的バランスから動的バランスを段階的に練習する。
転倒は筋力・バランス・認知・薬剤・環境などが重なって起こる。認知機能(特に注意・遂行機能)の低下はその危険因子の1つで、バランス練習は易しい課題から難しい課題へ段階づける。
【各選択肢の解説】
1. 転倒高リスク群ではTUG時間が短い。
❌ 誤り。向きの逆転が仕掛けである。正しくは、転倒高リスク群ではTUGの時間が長く、地域在住高齢者では13.5秒以上が転倒リスクの目安とされる(Shumway-Cook 2000)。
❌ 誤り。向きの逆転が仕掛けである。正しくは、転倒高リスク群ではTUGの時間が長く、地域在住高齢者では13.5秒以上が転倒リスクの目安とされる(Shumway-Cook 2000)。
2. 認知機能の低下は、転倒リスクに関連する。
✅ 正しい(=正答)。注意の分配や遂行機能が落ちると、歩きながらの二重課題で姿勢制御が乱れ、転倒しやすくなる。
✅ 正しい(=正答)。注意の分配や遂行機能が落ちると、歩きながらの二重課題で姿勢制御が乱れ、転倒しやすくなる。
3. 静的バランスから動的バランスを段階的に練習する。
✅ 正しい(=正答)。姿勢保持(静的)から重心移動・歩行(動的)へ、さらに二重課題へと難易度を上げるのが原則である。
✅ 正しい(=正答)。姿勢保持(静的)から重心移動・歩行(動的)へ、さらに二重課題へと難易度を上げるのが原則である。
4. バランス練習は、歩行速度を上げることを最優先する。
❌ 誤り。速さを優先すると姿勢制御が追いつかず転倒の危険が増す。正しくは、安全に姿勢を保てることを優先し、速度や難易度は段階的に上げる。
❌ 誤り。速さを優先すると姿勢制御が追いつかず転倒の危険が増す。正しくは、安全に姿勢を保てることを優先し、速度や難易度は段階的に上げる。
5. バランスに関与する感覚の評価には温痛覚が最も重要である。
❌ 誤り。正しくは、バランスに関与する感覚は視覚・前庭覚・体性感覚(関節位置覚などの深部感覚と足底の触圧覚)で、温痛覚は中心ではない。
❌ 誤り。正しくは、バランスに関与する感覚は視覚・前庭覚・体性感覚(関節位置覚などの深部感覚と足底の触圧覚)で、温痛覚は中心ではない。
【試験対策ポイント】
- 姿勢制御の3つの感覚入力=視覚・前庭覚・体性感覚
- TUGは時間が長いほど転倒リスクが高い(目安13.5秒以上)
- 練習の段階づけ=静的→動的、単一課題→二重課題
- 転倒予防は多因子(筋力・バランス・認知・薬剤・環境)への介入が基本
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「評価・検査」第3章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)