PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第61回 理学療法士国家試験 午後 第34問

理学療法治療学第61回午後

第61回 理学療法士国家試験 午後 第34問(理学療法治療学)の正答は 5 です。図は肩ベルトと胸ベルトから下腿のあぶみ(下腿・足部のベルト)へ吊りひもを渡し、両股関節を屈曲位に保つリーメンビューゲル装具である。

問題
図の装具で治療する疾患はどれか。
第61回午後第34問 図
  1. 1. 脳性麻痺
  2. 2. Down症候群
  3. 3. 先天性内反足
  4. 4. 筋ジストロフィー
  5. 5. 発育性股関節形成不全 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 77.8%やさしい

54人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 発育性股関節形成不全

図は肩ベルトと胸ベルトから下腿のあぶみ(下腿・足部のベルト)へ吊りひもを渡し、両股関節を屈曲位に保つリーメンビューゲル装具である。乳児の発育性股関節形成不全の治療に使う。


【各選択肢の解説】

1. 脳性麻痺
❌ 誤り。正しくは、脳性麻痺では短下肢装具や座位保持装置などを使い、リーメンビューゲルは使わない。
2. Down症候群
❌ 誤り。正しくは、Down症候群ではリーメンビューゲルを治療に使わない。リーメンビューゲルの適応は乳児の発育性股関節形成不全である。
3. 先天性内反足
❌ 誤り。正しくは、先天性内反足はギプス矯正(Ponseti法)の後、足部外転装具(Denis Browne型)で矯正位を保つ。
4. 筋ジストロフィー
❌ 誤り。正しくは、筋ジストロフィーでは進行に応じて長下肢装具などを使い、リーメンビューゲルは使わない。
5. 発育性股関節形成不全
✅ 正しい(=正答)。股関節を屈曲位に保ち、下肢の自動運動で開排(屈曲・外転)方向へ動くことで骨頭が臼蓋へ整復される。

【試験対策ポイント】

装具対象
リーメンビューゲル乳児の発育性股関節形成不全
足部外転装具(Denis Browne型)先天性内反足(Ponseti法の後)

リーメンビューゲルで無理に外転を強めると大腿骨頭壊死の危険がある。

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