PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第61回 理学療法士国家試験 午後 第44問

臨床医学第61回午後

第61回 理学療法士国家試験 午後 第44問(臨床医学)の正答は 5 です。腎機能は糸球体でどれだけ血液を濾過できるか(糸球体濾過量)で表す。

問題
腎機能の評価に最も適した検査項目はどれか。
  1. 1. HbA1c
  2. 2. 白血球数
  3. 3. Dダイマー
  4. 4. LDLコレステロール
  5. 5. 推算糸球体濾過量〈eGFR〉 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.1%標準

56人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 推算糸球体濾過量〈eGFR〉

腎機能は糸球体でどれだけ血液を濾過できるか(糸球体濾過量)で表す。eGFRは血清クレアチニン・年齢・性別から推算した糸球体濾過量で、腎機能の評価と慢性腎臓病(CKD)の重症度分類に用いる。


【各選択肢の解説】

1. HbA1c
❌ 誤り。HbA1cは過去1〜2か月の平均血糖を反映する。正しくは血糖コントロールの指標である。
2. 白血球数
❌ 誤り。白血球数は感染・炎症で増減する。正しくは感染・炎症の指標で、腎機能は表さない。
3. Dダイマー
❌ 誤り。Dダイマーはフィブリンが分解されてできる産物である。正しくは血栓の存在(深部静脈血栓症・肺塞栓症など)を疑う指標である。
4. LDLコレステロール
❌ 誤り。LDLコレステロールは動脈硬化の危険因子をみる値である。正しくは脂質代謝の指標である。
5. 推算糸球体濾過量〈eGFR〉
✅ 正しい(=正答)。eGFRは腎臓の濾過能力を推算した値で、腎機能評価に最も適する。

【試験対策ポイント】

評価したいもの代表的な検査項目
腎機能eGFR・血清クレアチニン・BUN
血糖コントロールHbA1c・血糖
炎症・感染白血球数・CRP
血栓・凝固線溶Dダイマー
脂質LDL・HDLコレステロール・中性脂肪

CKDの重症度は原因疾患・GFR区分・蛋白尿(アルブミン尿)区分で分類する(日本腎臓学会 CKD診療ガイド)。

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