第61回 理学療法士国家試験 午後 第68問
解剖学第61回午後
第61回 理学療法士国家試験 午後 第68問(解剖学)の正答は 2・4 です。2と4はどちらも正しい記述である。
問題
男性生殖器で正しいのはどれか。
- 1. 勃起中枢は腰髄にある。
- 2. 射精は交感神経の作用による。 ✓
- 3. 機能的な精子形成は50日かかる。
- 4. 射精時は膀胱内括約筋が収縮する。 ✓
- 5. 精子の射精後腟内での寿命は12時間である。
正答:2・4番(いずれでも正解)
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 56.3%標準
112人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-10-06)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:2・4番 — 射精は交感神経の作用による。・射精時は膀胱内括約筋が収縮する。
2と4はどちらも正しい記述である。見分けの軸は「勃起=副交感神経・仙髄、射精=交感神経・腰髄」の対である。射精では交感神経(下腹神経)が精管・精嚢・前立腺の平滑筋を収縮させて精液を尿道へ送り、同時に膀胱内括約筋(内尿道括約筋)が収縮して精液の膀胱への逆流を防ぐ。
【各選択肢の解説】
1. 勃起中枢は腰髄にある。
❌ 誤り。反射性の勃起は仙髄(S2〜S4)から出る副交感神経(骨盤内臓神経)による。正しくは、勃起中枢は仙髄にあり、腰髄にあるのは射精中枢である。
❌ 誤り。反射性の勃起は仙髄(S2〜S4)から出る副交感神経(骨盤内臓神経)による。正しくは、勃起中枢は仙髄にあり、腰髄にあるのは射精中枢である。
2. 射精は交感神経の作用による。
✅ 正しい(=正答)。腰髄の射精中枢から出る交感神経が、精液を尿道へ送り出す。
✅ 正しい(=正答)。腰髄の射精中枢から出る交感神経が、精液を尿道へ送り出す。
3. 機能的な精子形成は50日かかる。
❌ 誤り。精祖細胞から精子ができるまでには約70日かかる。正しくは、精子形成に要する期間は約2か月半(約70日)である。
❌ 誤り。精祖細胞から精子ができるまでには約70日かかる。正しくは、精子形成に要する期間は約2か月半(約70日)である。
4. 射精時は膀胱内括約筋が収縮する。
✅ 正しい(=正答)。内尿道括約筋が閉じることで、精液が膀胱へ逆流しない。
✅ 正しい(=正答)。内尿道括約筋が閉じることで、精液が膀胱へ逆流しない。
5. 精子の射精後腟内での寿命は12時間である。
❌ 誤り。精子は女性の生殖路内で数日間、受精能を保つ。正しくは、射精後の精子の寿命はおおむね2〜3日である。
❌ 誤り。精子は女性の生殖路内で数日間、受精能を保つ。正しくは、射精後の精子の寿命はおおむね2〜3日である。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 神経 | 中枢 |
|---|---|---|
| 勃起 | 副交感神経(骨盤内臓神経) | 仙髄S2〜S4 |
| 射精 | 交感神経(下腹神経) | 腰髄 |
「勃起=副交感・仙髄、射精=交感・腰髄」の対で覚える。射精時に膀胱内括約筋が閉じないと逆行性射精になる。
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