第61回 理学療法士国家試験 午後 第69問
生理学第61回午後
第61回 理学療法士国家試験 午後 第69問(生理学)の正答は 3 です。呼吸商は「CO2排出量÷O2消費量」で、燃えている栄養素によって決まる。
問題
呼吸商で正しいのはどれか。
- 1. 換気障害の指標である。
- 2. 長時間の運動で増加する。
- 3. 蛋白質の呼吸商は脂質より大きい。 ✓
- 4. 糖質の燃焼が多くなると低下する。
- 5. 二酸化炭素排出量から酸素消費量を引いた値である。
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 38.8%難問
67人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 蛋白質の呼吸商は脂質より大きい。
呼吸商は「CO2排出量÷O2消費量」で、燃えている栄養素によって決まる。糖質1.0・蛋白質約0.8・脂質約0.7なので、蛋白質は脂質より大きい。
【各選択肢の解説】
1. 換気障害の指標である。
❌ 誤り。呼吸商は体内でどの栄養素が燃えているかを表す代謝の指標である。正しくは、換気障害は%肺活量や1秒率などのスパイロメトリーで評価する。
❌ 誤り。呼吸商は体内でどの栄養素が燃えているかを表す代謝の指標である。正しくは、換気障害は%肺活量や1秒率などのスパイロメトリーで評価する。
2. 長時間の運動で増加する。
❌ 誤り。運動が長く続くと糖質の利用が減り、脂質の利用が増えるため呼吸商は0.7に近づく。正しくは、長時間の運動では呼吸商は低下する。
❌ 誤り。運動が長く続くと糖質の利用が減り、脂質の利用が増えるため呼吸商は0.7に近づく。正しくは、長時間の運動では呼吸商は低下する。
3. 蛋白質の呼吸商は脂質より大きい。
✅ 正しい(=正答)。蛋白質約0.8、脂質約0.7である。
✅ 正しい(=正答)。蛋白質約0.8、脂質約0.7である。
4. 糖質の燃焼が多くなると低下する。
❌ 誤り。糖質の呼吸商は1.0で3つの栄養素の中で最も大きい。正しくは、糖質の燃焼が多くなると呼吸商は1.0に近づき上昇する。
❌ 誤り。糖質の呼吸商は1.0で3つの栄養素の中で最も大きい。正しくは、糖質の燃焼が多くなると呼吸商は1.0に近づき上昇する。
5. 二酸化炭素排出量から酸素消費量を引いた値である。
❌ 誤り。呼吸商は差ではなく比である。正しくは、呼吸商=CO2排出量÷O2消費量である。
❌ 誤り。呼吸商は差ではなく比である。正しくは、呼吸商=CO2排出量÷O2消費量である。
【試験対策ポイント】
| 栄養素 | 呼吸商 |
|---|---|
| 糖質 | 1.0 |
| 蛋白質 | 約0.8 |
| 脂質 | 約0.7 |
計算式:呼吸商=CO2排出量÷O2消費量(比)。糖質が増えれば上がり、脂質が増えれば下がる。
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