PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第61回 理学療法士国家試験 午後 第73問

運動学第61回午後

第61回 理学療法士国家試験 午後 第73問(運動学)の正答は 1・4 です。遠心性収縮は筋が張力を発揮しながら引き伸ばされる収縮で、重力に抗してブレーキをかける動作で生じます。

問題
遠心性収縮が生じるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 頭上の手を下ろすときの三角筋前部線維
  2. 2. 懸垂で体を上げるときの上腕二頭筋
  3. 3. 腕立て伏せで肘を伸ばすときの上腕三頭筋
  4. 4. 立位から椅子に座るときの大腿四頭筋
  5. 5. つま先立ちするときのヒラメ筋

正答:1・4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 44.4%参考値

18人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番・4番 — 頭上の手を下ろすときの三角筋前部線維/立位から椅子に座るときの大腿四頭筋

遠心性収縮は筋が張力を発揮しながら引き伸ばされる収縮で、重力に抗してブレーキをかける動作で生じます。1(腕を下ろす際の三角筋)と4(座る際の大腿四頭筋)が該当します。


【各選択肢の解説】

1. 頭上の手を下ろすときの三角筋前部線維
✅ 正しい。挙げた腕をゆっくり下ろす際、三角筋は重力に抗して伸ばされながら収縮(遠心性)します。
2. 懸垂で体を上げるときの上腕二頭筋
❌ 誤り。体を引き上げる=肘屈曲で上腕二頭筋は短縮しながら収縮する求心性収縮です。
3. 腕立て伏せで肘を伸ばすときの上腕三頭筋
❌ 誤り。肘を伸ばす(肘伸展)で上腕三頭筋は短縮する求心性収縮です。
4. 立位から椅子に座るときの大腿四頭筋
✅ 正しい。膝を曲げながらゆっくり座る際、大腿四頭筋は伸ばされつつ収縮しブレーキをかける遠心性収縮です。
5. つま先立ちするときのヒラメ筋
❌ 誤り。踵を上げる(底屈)でヒラメ筋・腓腹筋は短縮する求心性収縮です。

【試験対策ポイント】

収縮様式は「求心性=筋が短縮しながら力を出す(持ち上げる)」「遠心性=筋が伸ばされながら力を出す(下ろす・ブレーキ)」「等尺性=長さ不変」で区別。動作の「下ろす・降りる・座る」局面は遠心性収縮で、筋肉痛が起こりやすいことも併せて押さえます。

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