第61回 理学療法士国家試験 午後 第75問
臨床医学第61回午後
第61回 理学療法士国家試験 午後 第75問(臨床医学)の正答は 2・3 です。2と3はどちらも正しい記述である。
問題
ショックの症状はどれか。
- 1. 血圧上昇
- 2. 呼吸促迫 ✓
- 3. 徐脈 ✓
- 4. 多尿
- 5. 皮膚紅潮
正答:2・3番(いずれでも正解)
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 43.5%難問
46人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-10-06)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:2・3番 — 呼吸促迫・徐脈
2と3はどちらも正しい記述である。見分けの軸は「循環が保てない→代償で何が増え、何が減るか」である。ショックは組織への血流が保てない状態で、代償として頻呼吸(呼吸促迫)が出る。脈は頻脈が基本だが、神経原性ショックや迷走神経反射、ショックの終末期には徐脈になる。
【各選択肢の解説】
1. 血圧上昇
❌ 誤り。ショックでは心拍出量の低下や血管の拡張で血圧が保てなくなる。正しくは、血圧は低下する。
❌ 誤り。ショックでは心拍出量の低下や血管の拡張で血圧が保てなくなる。正しくは、血圧は低下する。
2. 呼吸促迫
✅ 正しい(=正答)。組織の低酸素と代謝性アシドーシスを代償するため、呼吸数が増える。
✅ 正しい(=正答)。組織の低酸素と代謝性アシドーシスを代償するため、呼吸数が増える。
3. 徐脈
✅ 正しい(=正答)。多くは頻脈だが、交感神経が遮断される神経原性ショック(頸髄・上位胸髄の損傷など)や終末期には徐脈を示す。
✅ 正しい(=正答)。多くは頻脈だが、交感神経が遮断される神経原性ショック(頸髄・上位胸髄の損傷など)や終末期には徐脈を示す。
4. 多尿
❌ 誤り。腎血流が減り、尿量は減る。正しくは、乏尿(無尿)になる。
❌ 誤り。腎血流が減り、尿量は減る。正しくは、乏尿(無尿)になる。
5. 皮膚紅潮
❌ 誤り。多くのショックでは末梢血管が収縮し、皮膚は青白く冷たく湿る。正しくは、皮膚は蒼白・冷汗を示す(敗血症性ショックの初期やアナフィラキシーでは皮膚が温かく赤いことがある)。
❌ 誤り。多くのショックでは末梢血管が収縮し、皮膚は青白く冷たく湿る。正しくは、皮膚は蒼白・冷汗を示す(敗血症性ショックの初期やアナフィラキシーでは皮膚が温かく赤いことがある)。
【試験対策ポイント】
ショックの基本徴候は「血圧低下・頻脈・頻呼吸・蒼白・冷汗・乏尿・意識障害」。古典的な5Pは蒼白(Pallor)・虚脱(Prostration)・冷汗(Perspiration)・脈拍触知不能(Pulselessness)・呼吸不全(Pulmonary insufficiency)である。脈は頻脈が原則、神経原性ショックは徐脈になりやすいという例外をセットで覚える。
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