第61回 理学療法士国家試験 午後 第78問
臨床医学第61回午後
第61回 理学療法士国家試験 午後 第78問(臨床医学)の正答は 1 です。失血性(循環血液量減少性)ショックでは、心拍出量の低下を補うため交感神経が働いて末梢血管が収縮し、末梢血管抵抗は上昇する(皮膚は冷たく青白い)。
問題
末梢血管抵抗が上昇するショックはどれか。
- 1. 失血性 ✓
- 2. 神経原性
- 3. 敗血症性
- 4. 副腎機能低下性
- 5. アナフィラキシー
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 23.4%難問
47人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 失血性
失血性(循環血液量減少性)ショックでは、心拍出量の低下を補うため交感神経が働いて末梢血管が収縮し、末梢血管抵抗は上昇する(皮膚は冷たく青白い)。ほかの選択肢は血管が拡張して末梢血管抵抗が下がる血液分布異常性ショックである。
【各選択肢の解説】
1. 失血性
✅ 正しい(=正答)。出血で循環血液量が減り、代償として末梢血管が収縮する。
✅ 正しい(=正答)。出血で循環血液量が減り、代償として末梢血管が収縮する。
2. 神経原性
❌ 誤り。脊髄損傷などで交感神経の緊張が失われ、末梢血管が拡張する。正しくは、末梢血管抵抗は低下し、徐脈を伴いやすい。
❌ 誤り。脊髄損傷などで交感神経の緊張が失われ、末梢血管が拡張する。正しくは、末梢血管抵抗は低下し、徐脈を伴いやすい。
3. 敗血症性
❌ 誤り。感染で生じた炎症性物質により末梢血管が拡張する。正しくは、末梢血管抵抗は低下する(初期は皮膚が温かい)。
❌ 誤り。感染で生じた炎症性物質により末梢血管が拡張する。正しくは、末梢血管抵抗は低下する(初期は皮膚が温かい)。
4. 副腎機能低下性
❌ 誤り。副腎皮質ホルモンが不足すると、血管がカテコールアミンに反応しにくくなり血管の緊張が保てない。正しくは、末梢血管抵抗は低下する。
❌ 誤り。副腎皮質ホルモンが不足すると、血管がカテコールアミンに反応しにくくなり血管の緊張が保てない。正しくは、末梢血管抵抗は低下する。
5. アナフィラキシー
❌ 誤り。ヒスタミンなどで末梢血管が拡張し、血管透過性も亢進する。正しくは、末梢血管抵抗は低下する。
❌ 誤り。ヒスタミンなどで末梢血管が拡張し、血管透過性も亢進する。正しくは、末梢血管抵抗は低下する。
【試験対策ポイント】
| ショックの型 | 例 | 末梢血管抵抗 |
|---|---|---|
| 循環血液量減少性 | 出血・脱水 | 上昇 |
| 心原性 | 心筋梗塞 | 上昇 |
| 血液分布異常性 | 敗血症・アナフィラキシー・神経原性 | 低下 |
末梢血管抵抗が上がる型は皮膚が冷たく(cold shock)、下がる型は皮膚が温かいことがある。
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