第61回 理学療法士国家試験 午後 第90問
臨床医学第61回午後
第61回 理学療法士国家試験 午後 第90問(臨床医学)の正答は 3 です。筋萎縮性側索硬化症(ALS)は下位運動ニューロン障害を反映する針筋電図が診断に最も有用です。
問題
筋萎縮性側索硬化症で診断に最も有用な検査はどれか。
- 1. SPECT
- 2. 頭部CT
- 3. 針筋電図 ✓
- 4. 頸部超音波
- 5. 体性感覚誘発電位
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64.3%参考値
14人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 針筋電図
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は下位運動ニューロン障害を反映する針筋電図が診断に最も有用です。脱神経所見(線維自発電位・陽性鋭波)や巨大電位がみられ、複数領域での神経原性変化が診断を支持します。
【各選択肢の解説】
1. SPECT
❌ 誤り。脳血流をみる検査で、ALSの診断には有用ではありません。
❌ 誤り。脳血流をみる検査で、ALSの診断には有用ではありません。
2. 頭部CT
❌ 誤り。ALSは画像で明らかな異常が出にくく、診断的価値は低いです(他疾患の除外に用いる程度)。
❌ 誤り。ALSは画像で明らかな異常が出にくく、診断的価値は低いです(他疾患の除外に用いる程度)。
3. 針筋電図
✅ 正しい。下位運動ニューロン障害(脱神経)を鋭敏に捉え、複数領域の神経原性変化を示すことでALS診断に最も有用です。
✅ 正しい。下位運動ニューロン障害(脱神経)を鋭敏に捉え、複数領域の神経原性変化を示すことでALS診断に最も有用です。
4. 頸部超音波
❌ 誤り。血管評価などに用い、ALSの診断には役立ちません。
❌ 誤り。血管評価などに用い、ALSの診断には役立ちません。
5. 体性感覚誘発電位
❌ 誤り。感覚路を評価する検査。ALSは運動ニューロン障害で感覚は保たれるため診断に不向きです。
❌ 誤り。感覚路を評価する検査。ALSは運動ニューロン障害で感覚は保たれるため診断に不向きです。
【試験対策ポイント】
ALSは上位+下位運動ニューロンの両方が障害される進行性疾患。診断には針筋電図で下位ニューロン障害(脱神経)を証明することが重要。感覚障害・眼球運動障害・膀胱直腸障害・褥瘡は起こりにくい(陰性四徴)点も頻出です。
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