第61回 理学療法士国家試験 午後 第91問
人間発達学第61回午後
痙直型よりアテトーゼ型の脳性麻痺で特徴的なのはどれか。\n1. 視覚障害\n2. 知的障害\n3. てんかん\n4. 歩行障害\n5. 不随意運動
- 1. 視覚障害
- 2. 知的障害
- 3. てんかん
- 4. 歩行障害
- 5. 不随意運動 ✓
正答:5番
解説
■ 正答:5番 — 不随意運動
アテトーゼ型脳性麻痺は、大脳基底核の損傷により、随意的にコントロールできない不随意運動(アテトーゼ)が特徴です。痙直型では筋緊張亢進と痙縮が主要症状であるのに対し、アテトーゼ型ではこの不随意運動が最も顕著な症状となります。
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【各選択肢の解説】
1. 視覚障害
❌ 誤り。視覚障害は早期産児網膜症など痙直型で比較的多く見られ、アテトーゼ型に特異的ではありません。
2. 知的障害
❌ 誤り。知的障害は脳性麻痺全体で約50%に見られ、型による特異的な差がありません。
3. てんかん
❌ 誤り。てんかんは痙直型で30~50%の頻度で見られ、アテトーゼ型は相対的に低頻度です。
4. 歩行障害
❌ 誤り。歩行障害は痙直型で特に顕著で、アテトーゼ型に特異的ではありません。
5. 不随意運動
✅ 正しい。アテトーゼ型の根本的な特徴は大脳基底核損傷による、緩徐で蛇行する不随意運動です。
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【試験対策ポイント】
• アテトーゼ型=大脳基底核損傷=不随意運動(アテトーゼ)が特徴
• 痙直型=大脳皮質運動野損傷=痙縮が特徴
• 脳性麻痺の合併症は型によるより個体差が大きい