第61回 理学療法士国家試験 午後 第93問
臨床医学第61回午後
第61回 理学療法士国家試験 午後 第93問(臨床医学)の正答は 5 です。転移性脊椎腫瘍の不安定性はSINS(Spinal Instability Neoplastic Score)で評価し、部位は移行部が最も不安定、動く脊椎が次、固い脊椎が安定とされる。
問題
転移性脊椎腫瘍の部位で、最も安定性が高いのはどれか。
- 1. C7〜T2
- 2. T11〜L1
- 3. L2・L3
- 4. L5・S1
- 5. S2〜S5 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 38.6%難問
57人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — S2〜S5
転移性脊椎腫瘍の不安定性はSINS(Spinal Instability Neoplastic Score)で評価し、部位は移行部が最も不安定、動く脊椎が次、固い脊椎が安定とされる。仙骨のS2〜S5は固い脊椎(rigid)で0点=最も安定である。
【各選択肢の解説】
1. C7〜T2
❌ 誤り。頸胸移行部である。正しくは、移行部(junctional)は最も不安定な区分で3点となる。
❌ 誤り。頸胸移行部である。正しくは、移行部(junctional)は最も不安定な区分で3点となる。
2. T11〜L1
❌ 誤り。胸腰移行部である。正しくは、移行部(junctional)で3点となり、不安定な区分である。
❌ 誤り。胸腰移行部である。正しくは、移行部(junctional)で3点となり、不安定な区分である。
3. L2・L3
❌ 誤り。腰椎の可動部である。正しくは、動く脊椎(mobile)で2点となり、移行部の次に不安定な区分である。
❌ 誤り。腰椎の可動部である。正しくは、動く脊椎(mobile)で2点となり、移行部の次に不安定な区分である。
4. L5・S1
❌ 誤り。腰仙移行部である。正しくは、移行部(junctional)で3点となり、不安定な区分である。
❌ 誤り。腰仙移行部である。正しくは、移行部(junctional)で3点となり、不安定な区分である。
5. S2〜S5
✅ 正しい。骨盤と一体化して動かない固い脊椎(rigid)で0点=最も安定である。
✅ 正しい。骨盤と一体化して動かない固い脊椎(rigid)で0点=最も安定である。
【試験対策ポイント】
SINSの部位の点数(Spine Oncology Study Group, Fisher ら 2010)
| 区分 | 部位 | 点 |
|---|---|---|
| 移行部 | 後頭骨〜C2・C7〜T2・T11〜L1・L5〜S1 | 3 |
| 可動部 | C3〜C6・L2〜L4 | 2 |
| 半固定 | T3〜T10 | 1 |
| 固定 | S2〜S5 | 0 |
- 「よく動く所と動かない所の境目ほど不安定」で判断できる
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