| 分類 | 連結する組織 | 可動性 | 例 |
|---|---|---|---|
| 線維性関節 | 線維性結合組織 | ほぼ不動 | 頭蓋の縫合・靱帯結合(脛腓)・釘植(歯) |
| 軟骨性関節 | 軟骨 | わずかに動く | 恥骨結合・椎間円板(線維軟骨結合)、骨端線(硝子軟骨結合) |
| 滑膜性関節 | 関節腔・滑膜をもつ | よく動く(可動関節) | 肩・股・膝など大部分の関節 |
| 形状 | 自由度 | 代表 |
|---|---|---|
| 球(臼状)関節 | 3(多軸) | 肩関節・股関節(臼状) |
| 顆状(楕円)関節 | 2 | 橈骨手根関節・中手指節(MP)関節 |
| 鞍関節 | 2 | 母指の手根中手(CM)関節 |
| 蝶番関節 | 1 | 腕尺関節・指節間(IP)関節 |
| 車軸関節 | 1 | 上橈尺関節・正中環軸関節 |
| 平面関節 | すべり | 椎間関節・手根間関節 |
「母指CM関節は球関節」は誤り → 鞍関節。「腕尺関節は車軸関節」も誤り → 蝶番関節(車軸は上橈尺・正中環軸)。
「関節軟骨には血管が豊富に分布する」は誤り → 血管・神経をもたない。だからいったん傷つくと治りにくい。
| 動く関節面 | すべりの方向 |
|---|---|
| 凸面が動く(例:肩の上腕骨頭) | 骨の運動方向と逆 |
| 凹面が動く(例:脛骨で膝を動かす) | 骨の運動方向と同じ |
「凸は逆・凹は同じ」。関節モビライゼーション(すべり運動の誘導)の基本になる法則。
「凸面が動くとき、すべりは骨運動と同方向」は誤り → 逆方向。転がりは常に同方向である点と混同しない。
| 関節 | 運動 | 参考角度 |
|---|---|---|
| 肩 | 屈曲/伸展 | 180°/50° |
| 外転 | 180° | |
| 外旋/内旋 | 60°/80° | |
| 肘 | 屈曲 | 145° |
| 前腕 | 回内/回外 | 90°/90° |
| 手 | 背屈/掌屈 | 70°/90° |
| 股 | 屈曲/伸展 | 125°/15° |
| 外転/内転 | 45°/20° | |
| 膝 | 屈曲 | 130° |
| 足 | 背屈/底屈 | 20°/45° |
「肩屈曲の参考可動域は120°」は誤り → 180°。「他動ROMは自動ROMより小さい」も誤り → 一般に他動 ≧ 自動。