| 訓練法 | 内容 | 対象 |
|---|---|---|
| 構音位置づけ法 | 構音操作を直接教示する;図や模型を使って位置・動きを理解させる | 機能性構音障害全般 |
| 聴覚刺激法(聴覚的刺激法) | 正しい音の聴覚的・視覚的モデルを与えて模倣させる | 被刺激性が高い場合 |
| 漸次接近法(シェーピング) | 構音可能な音から目標音に段階的に近づける | 難しい音の誘導 |
| 音声環境法(キーワード法) | 目標音が産生できる語(キーワード)を見つけて活用 | 特定音の安定産生 |
| 語音弁別訓練 | 正しい音と誤った音の聴き分けを練習 | 識別能力の向上 |
「聴覚的刺激を与えて模倣させる」=聴覚刺激法。「構音操作を教示して目標音を導く」=構音位置づけ法。「構音可能な音から近づける」=漸次接近法。「目標音が産生できる語を探して活用」=音声環境法(キーワード法)。これらの定義の混同が頻出。
鼻咽腔構音の訓練:
口蓋化構音の訓練:
側音化構音の訓練:
声門破裂音の訓練:
[k]→[t]置換(軟口蓋音→歯茎音)の訓練:
[k]→[t]置換の訓練で最も難しい訓練語:
側音化構音の訓練導入音:
口蓋化構音(全歯茎音)の訓練導入音:
適切な訓練の原則:
適切でない訓練:
適切な対応:
不適切な対応:
| 音 | 構音類似運動 |
|---|---|
| [r] | 開口して舌尖を上顎前歯裏につける |
| [p] | 口唇を閉鎖し呼気をためて破裂させる |
| [h] | 大きく開口して強く息を吐く |
| [m] | 口唇を閉じてそのまま声を出す |
| [t] | 上顎前歯裏に舌をつけて破裂させる(舌を歯間に出す必要はない) |
[φ](両唇摩擦音)は「口唇を閉鎖して破裂させる」ではなく、口唇を接近させて隙間から息を出す摩擦音。「口唇を閉鎖して破裂させる」は[p]の操作。