第5章|小児の聴覚障害

対応過去問 101問 / 難易度 ★★★★☆

新生児聴覚スクリーニングと早期発見

  • 先天性難聴は出生1,000につき約1〜2人と、新生児マススクリーニング対象疾患の中でも頻度が高い
  • 新生児聴覚スクリーニング(NHS):出生後入院中に実施。自動ABR(AABR)・OAE(耳音響放射)を用いる
  • 結果はパス/リファー(要再検)で表す(「異常」と確定診断するものではない)

NHSの実施条件(頻出)

項目正しい理解
鎮静不要自然睡眠下で実施する(「薬物による鎮静が必要」は誤り
環境専用の防音室は必須でない。静かな環境であればベッドサイドで実施できる
制度法制化されていない(実施は任意。公費助成等で普及)
片側リファー片側のみでも精密検査機関へ紹介する(一側性難聴も支援の対象)
OAEとAABROAEは外耳・中耳の状態の影響を受けやすく、自動ABRより偽陽性(リファー)が多い
NHSの急所は鎮静不要・防音室不要で簡便に行えること。「鎮静が必要」「防音室が必要」「法制化されている」「片側なら紹介しなくてよい」「OAEのほうが偽陽性が少ない」はいずれも誤り。
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この章の続きで扱う内容
  • 乳幼児の聴力検査
  • 小児難聴の原因
  • 聴覚活用と療育
  • 言語・コミュニケーション指導法
  • 視覚聴覚二重障害(盲ろう)