第4章|パーソナリティ理論

対応過去問 13問/難易度 ★★★☆☆
この章のねらい:パーソナリティ理論は「人名↔理論↔用語」の組合せが全問の形。類型論(タイプ分類)と特性論(量的記述)の対比を軸に、提唱者を暗記カードのように結びつければ確実に取れます。臨床心理学の他章(療法・検査)とも人名が重なるので、ここで人名マップを完成させると章をまたいで効きます。

4-1 パーソナリティのとらえ方 ― 類型論と特性論

類型論特性論
とらえ方いくつかの典型的タイプに分類(質的)複数の特性の程度(量)の組合せで記述(量的・連続的)
長所直感的・全体的に把握しやすい個人差を連続的に細かく表せる
短所中間型・混合型を扱いにくい静態的で力動面を軽視しやすい・全体像が見えにくい
代表クレッチマー・シェルドン・ユング・シュプランガーオールポート・キャッテル・アイゼンク・ギルフォード・ビッグファイブ
特性論の説明として正しいのは:「個人差を量的な差としてとらえる」「刺激―反応の一貫した表出傾向として測定する」。一方「理論的背景に基づく典型例を明示」「直感的・全体的に把握」は類型論の特徴。ビッグファイブは代表的な特性論。

「適切な説明」を問う設問での注意:特性論の適切な説明(正しい説明)として選ぶのは、上記の「個人差を量的な差としてとらえる」「刺激―反応の一貫した表出傾向として測定する」の2点。上表のとおり「静態的で力動面を軽視しやすい」は特性論の短所(批判)であって、「適切な説明はどれか」と問われたときには選ばない(短所・批判は「説明」ではない)。典型例の明示・直感的な全体把握は類型論側なのでこれも選ばない。

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この章の続きで扱う内容
  • 4-2 類型論
  • 4-3 特性論
  • 4-4 ビッグファイブ(5因子モデル・OCEAN)
  • 4-5 パーソナリティ障害・諸理論