ボウルビィ(Bowlby)が提唱。子どもと養育者の情緒的な絆を愛着と呼び、養育者を安全基地として探索行動を広げるとしました。関連概念は正確に。
母子の分離と再会の場面での子どもの反応から愛着の型を判定します(一緒に遊ぶときの関わりの頻度ではない)。
| 型 | 特徴 |
|---|---|
| Aタイプ(回避型) | 再会時に養育者を避ける |
| Bタイプ(安定型) | 分離で泣いても再会で落ち着く。親の敏感性が高い |
| Cタイプ(抵抗/アンビバレント型) | 再会しても怒りと接近が混在し落ち着きにくい |
| Dタイプ(無秩序・無方向型) | 一貫しない反応。不適切な養育で多いとされる |
正誤の要点:安定型の親は子どもの信号への敏感性が高い(「低い」は誤り)。乳児期に成立した型は、その後の養育環境で変化し得る。愛着には世代間伝達があり「親の型と親子の型は無関係」は誤り。不適切な養育では無秩序型(D型)が多い(「回避型が多い」は誤り)。
パーテン(Parten)は社会的参加の観点から遊びを分類しました。社会的関与が深まる順に並びます。
軸の違いに注意:構成遊び・ふり(象徴)遊びは「遊びの内容」による分類で、パーテンの社会的参加の分類とは軸が異なる(=パーテンの型ではない)。
青年期はアイデンティティ(自我同一性)の確立が中心課題。関連用語を押さえます。
| 用語 | 内容 |
|---|---|
| アイデンティティの模索 | 自我同一性を確立しようとする中心課題 |
| モラトリアム | 社会的責任を猶予され自己を模索する期間 |
| 心理的離乳 | 親への依存から脱し精神的に自立する |
| 役割実験 | さまざまな役割を試しながら自己を探る |
ひっかけ:第一反抗期は幼児期(2〜4歳ごろ)の特徴で、青年期の用語ではない。青年期にみられるのは第二反抗期。
| 対概念 | 内容 |
|---|---|
| 動因(内的欲求)/誘因(外的目標) | 例:空腹=動因、食物=誘因(インセンティブ) |
| 内発的動機づけ | 活動それ自体が報酬(賞罰を必要としない) |
| 外発的動機づけ | 賞罰など外的報酬による |
| 個体維持/種族維持 | 飢え・渇き=個体維持、性=種族維持 |
下位の欠乏欲求が満たされて上位の成長欲求へ向かう階層モデル。
エクマン(Ekman)は文化を超えて普遍的な基本6感情を挙げました:幸福(喜び)・悲しみ・怒り・恐怖・驚き・嫌悪。中立(無表情)は感情価をもたない基準状態で、基本感情には含まれません。
| 説 | 提唱者 | 要点 |
|---|---|---|
| 末梢起源説(ジェームズ・ランゲ説) | James・Lange | 身体反応が先、それを知覚して情動が生じる |
| 中枢起源説 | Cannon・Bard | 身体反応と情動体験は視床から同時に生じる |
| 二要因説 | Schachter | 生理的喚起+認知的ラベルづけ |
| 認知評価説 | Lazarus | 状況の認知的評価が情動を規定 |
| 顔面フィードバック仮説 | Tomkins | 表情の筋活動が情動体験に影響 |
誤り組合せの定番:「情動の中枢起源説―James」は誤り。中枢起源説はキャノン・バード。James は末梢起源説(ジェームズ・ランゲ説)の提唱者。社会的動機づけ=Murray も併せて押さえる。