第2章|嚥下の評価・検査

対応過去問 26問 / 難易度 ★★★★☆

2-1 嚥下造影検査(VF)と嚥下内視鏡検査(VE)

嚥下造影検査(VF)で評価できるもの・できないもの

✅ VFで評価できる:

  • 鼻咽腔逆流・喉頭挙上障害・嚥下反射惹起不全・食道入口部開大障害
  • 食塊通過時間・口腔残留・咽頭残留・誤嚥の有無
  • 不顕性誤嚥・喉頭の移動距離

❌ VFで評価が困難

  • 嚥下圧(→嚥下圧検査で評価)
  • 下咽頭唾液貯留(造影剤を用いるため、唾液単独の評価は困難)
  • カーテン徴候(→VEで評価)
  • 咽頭・喉頭の感覚(→VEで評価)

「VFではカーテン徴候の評価が難しい」→ カーテン徴候=一側の咽頭麻痺で咽頭後壁(咽頭側壁)が健側へ引かれる左右差の動き。粘膜を直視して左右差をみる所見なのでVEの方が観察しやすい(軟口蓋の動きではない点に注意)。
「VFでは不顕性誤嚥の評価ができる」→ VFで評価可能(サイレントアスピレーションをX線で確認)。

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この章の続きで扱う内容
  • 2-2 スクリーニング検査
  • 2-3 その他の検査