「肩が浮くまで頭部を挙上させる」は誤り(つま先を見るように頭部のみ挙上)。
2歳の脳性麻痺児にシャキア法は行わない(成人向け訓練)。
| 訓練法 | 目的 |
|---|---|
| バルーン拡張法 | 食道入口部開大不全の改善 |
| ブローイング法 | 軟口蓋挙上・鼻咽腔閉鎖の練習(嚥下反射惹起ではない) |
| 舌根後退運動 | 喉頭蓋谷残留の改善 |
| 随意的咳訓練 | 誤嚥喀出困難への対応 |
| バンゲード法 | 小児の摂食訓練(脱感作・口腔感覚の正常化) |
| ガム・ラビング | 小児の口腔感覚刺激 |
「バルーン拡張法→鼻咽腔閉鎖の強化」は誤り(食道入口部の開大が目的)。
「ブローイング法→嚥下反射の惹起」は誤り(軟口蓋・鼻咽腔閉鎖が目的)。
「鼻腔への逆流→舌尖挙上訓練」は誤り(鼻咽腔閉鎖の訓練が必要)。
パーキンソン病に用いる訓練:フレージング法・メトロノーム法・リー・シルバーマン法・リズミックキューイング法
チューブ法(バルーン法)はパーキンソン病の訓練ではない(食道入口部狭窄の訓練)。
| 病態 | 有効な姿勢・手技 |
|---|---|
| 一側咽頭・喉頭麻痺 | 頸部回旋位(患側に回旋) |
| 嚥下反射惹起遅延 | 頭部前屈位(顎を引く) |
| 喉頭挙上障害 | 頭部挙上訓練・リクライニング位 |
| 食道入口部開大不全 | バルーン拡張・メンデルゾーン法 |
| 不顕性誤嚥+咽頭残留 | 側臥位 |
「軟口蓋挙上不全→頚部後屈位」は誤り(後屈は誤嚥リスクが高まる)。
「食道入口部開大不全→交互嚥下」は誤り(バルーン拡張・メンデルゾーン法が適応)。
咽頭残留の除去に用いる方法:努力嚥下・頸部回旋・複数回嚥下・交互嚥下
息こらえ嚥下法は咽頭残留除去には用いない(声門閉鎖強化が目的)。
前舌保持嚥下訓練(舌保持嚥下)も咽頭残留除去には用いない(舌根後退訓練の一種)。
| 手技 | 目的 |
|---|---|
| 息こらえ嚥下法(息止め嚥下) | 嚥下反射惹起前の声門閉鎖強化 |
| 努力嚥下 | 咽頭嚥下圧の生成・咽頭残留軽減 |
| 交互嚥下 | 咽頭残留の除去・声門閉鎖不全への対応 |
| 複数回嚥下 | 咽頭残留の除去 |
| メンデルゾーン法 | 食道入口部開大時間の延長 |
開始に適切でない状態:
開始可能な状態:
中止の要因:発熱・意識レベルの低下・CRP値の上昇・血中酸素飽和度の低下
「血清アルブミン値の低下」は栄養状態の指標だが直接訓練の中止を判断する直接要因ではない。
「誤嚥がないことが開始条件」は誤り(誤嚥があっても訓練可能な場合がある)。
嚥下反射惹起遅延がある患者の訓練食:冷たい・均一な性状のもの
流動性が高いもの・細かくきざんだものは不適切(誤嚥リスク)
嚥下訓練中に激しく誤嚥した場合の対応(優先順位):