第5章|気管切開・カニューレ

対応過去問 6問 / 難易度 ★★★☆☆

5-1 気管切開カニューレの管理

気管切開が嚥下に与える影響

  • 声門下圧が低下する
  • 喉頭挙上が制限される
  • 痰の喀出力が低下する
  • カフによる頸部食道圧迫が生じる
  • 吸痰による嘔吐反射誘発

「気管切開で喉頭の感覚が鋭敏になる」は誤り(感覚が低下する)。
感覚低下=閾値は「上昇」。気管切開では上気道を通る気流が減って刺激が乏しくなるため、喉頭・気道の感覚は鈍化し、気道の知覚閾値は上昇する(反応を起こすのにより強い刺激が要る)。したがって「気道感覚閾値低下」は誤り。感覚が「低下」しても閾値は「低下」しない——向きが逆になる点が引っかけどころ。
「カフ付きカニューレは飲食物の誤嚥を防止できる」は誤り(完全には防止できない)。
「気管切開で喉頭閉鎖時に声門下圧を陽圧に維持できない」は正しい。

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