第6章|栄養管理

対応過去問 8問 / 難易度 ★★★☆☆

6-1 経管栄養・栄養療法

胃瘻の特徴

  • 長期の栄養管理に適している
  • カテーテルの交換が必要
  • 自己抜去が少ない
  • 嚥下訓練を妨げない

「胃瘻で肺炎が防止できる」は誤り。胃瘻にしても口腔内の細菌による誤嚥性肺炎は防止できない
「経口摂取を中止するだけでは嚥下性肺炎を防止できない」は正しい(口腔ケアも必要)。

経鼻経管栄養の特徴と問題点

  • 下痢を伴いやすい
  • 胃食道逆流が助長される
  • 嚥下反射惹起が不良となる
  • 長期管理には不適(胃瘻の方が適切)

「経鼻経管栄養→小腸の蠕動運動が阻害される」は誤り(阻害されない)。
「経管栄養時に下肢を挙上する」は誤り(上半身を挙上して逆流防止)。

栄養療法の原則

  • 腸が機能している場合は経腸栄養を基本とする
  • 静脈栄養の短期間→末梢静脈栄養法
  • 高カロリー輸液→中心静脈栄養法(末梢静脈ではない)
  • 経口摂取のみで不十分なら経管栄養を追加
  • 消化管瘻の第一選択は胃瘻