第7章|疾患別の嚥下障害

対応過去問 8問 / 難易度 ★★★☆☆

7-1 疾患別の嚥下障害

重症筋無力症の嚥下障害

重症筋無力症でみられる所見:咀嚼障害・鼻咽腔逆流・咽頭収縮不全・咽頭食物残留

舌の線維束性収縮は重症筋無力症ではみられない(筋萎縮性側索硬化症(ALS)の所見)。

ダウン症候群の嚥下

ダウン症候群でみられる特徴:歯列不正・丸飲み込み・相対的な巨舌・口腔内の感覚過敏

「ダウン症候群では頸部の筋緊張が亢進している」は誤り(筋緊張が低下している)。

嚥下障害と5期モデルの対応

疾患・状態障害される期
認知症先行期
顎関節症口腔準備期
舌癌後口腔期
一側性喉頭麻痺咽頭期

「多発性硬化症→食道期」は誤り(多発性硬化症は主に咽頭期・口腔期に影響)。

反回神経麻痺への対応

左反回神経麻痺による誤嚥と嗄声:

  • 息こらえ嚥下法(声門閉鎖を補う)
  • 甲状軟骨形成術I型(声帯内転・声門閉鎖強化)