| 時期 | 目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 初語 | 1歳前後 | 意味のある最初の語 |
| 語彙50語 | 1歳6か月ごろ | |
| ボキャブラリー・スパート(語彙爆発) | 1歳半〜2歳 | 語彙が急激に増加。名詞が多い |
| 語彙の継続増加 | 2〜6歳 | 1日平均約9語(学童期は約20語)増加 |
語彙の急増期に最も増加するのは動詞ではなく名詞。
「1歳ころからほぼ一定の速さで語彙が増加する」は誤り(急増期・スパートがある)。
上位概念語(「乗り物」「果物」など)は初期語彙には獲得されにくい。具体的な個物名称(「車」「りんご」)が先に獲得される。
子どもが語の適用範囲を大人より広く使う現象
例:チワワもシェパードも「ワンワン」と呼ぶ、みかんを「りんご」と言う
「ありますか→ないますか」のような語形変化の過剰汎用は過大汎用ではなく過剰規則化。
過大汎用はカテゴリの範囲の誤りであり、語形変化の誤りではない。
| 理論の立場 | 概要 |
|---|---|
| 生得論 | 言語獲得装置(LAD)説:言語知識は生得的 |
| 環境論 | 反応形成説:強化・条件付けによる学習 |
| 制約論 | 制約説:子どもは語の意味習得に制約を用いる(全体性制約・相互排他性制約など) |
| 社会語用論 | 社会プラグマティック説:他者の意図を読むことで語を学ぶ |
| 言語習得支援システム | 養育者との相互作用による支援環境 |
「制約論説」は生得論ではなく認知・語用論的立場に近い。生得論の代表は言語獲得装置(LAD)説。
早い → 遅い:
なに → どこ → だれ → どれ → いつ