「IQはCA÷MA×100で算出される」は誤り(分子が逆)。「基底年齢は全問できた年齢級に1を加えた年齢」は誤り。「生活年齢と等しい年齢級から開始」は誤り。
「絵の名前」はWPPSIの言語理解指標に含まれない。前言語期の評価にWPPSI-IIIは不適切(言語的回答が必要)。
| 検査 | 指標数 | 指標名 | 適用 |
|---|---|---|---|
| WISC-IV | 4つ | 言語理解・知覚推理・ワーキングメモリ・処理速度 | 5〜16歳 |
| WISC-V | 5つ | 言語理解・視空間・流動性推理・ワーキングメモリ・処理速度 | 6〜16歳 |
WISC-Vに「知覚推理指標」「知覚統合指標」「注意記憶指標」はない。WISC-IVは5歳から(4歳には使えない)。
| 検査名 | 特徴 | 適用年齢 |
|---|---|---|
| KIDS乳幼児発達スケール | 保護者への質問紙(子どもに直接実施しない) | 0〜6歳 |
| 遠城寺式乳幼児分析的発達検査法 | 運動・社会性・言語の発達を評価 | 0〜4歳7か月 |
| コース立方体組み合わせテスト | 非言語性の知的発達水準を測定。言語能力不要 | 全年齢 |
| DAM(人物画知能検査) | 人物画による動作性知的発達水準の推定 | 3〜13歳 |
| フロスティッグ視知覚発達検査 | 視知覚能力(線の描画含む)を評価 | 4〜7歳 |
| 乳幼児精神発達診断法 | 発達遅滞傾向児向きの用紙がある | 乳幼児 |
フロスティッグ視知覚発達検査は「非言語性の知的発達水準」ではなく視知覚能力を評価する。M-CHATは「発達プロフィール」ではなくASDのスクリーニングツール。
| 対象年齢 | 主に使用できる検査 |
|---|---|
| 0〜2歳 | 新版K式・遠城寺式・KIDS・LCスケール・〈S-S法〉・日本語マッカーサー乳幼児言語発達質問紙 |
| 2〜4歳 | 上記+PVT-R・WPPSI・田中ビネー・KABC-II |
| 4歳 | WISC-IVは5歳からなので4歳には使えない。PEP-3・PVT-R・KABC-IIは適用可 |
| 小学生〜 | WISC-IV/V・KABC-II・DN-CAS・STRAW-R・LCSAなど |
| 高校生〜 | WAIS・STRAW-R・教研式Reading-Test |
WISC-IVは3歳には使えない(5歳〜)。LCスケールは6歳以上ではなく6歳まで。フロスティッグは小学校高学年以上ではなく4〜7歳。
含む:新版K式・〈S-S法〉・フロスティッグ視知覚発達検査・遠城寺式
含まない:絵画語彙発達検査(PVT-R)(絵を指さすだけ)
偏差知能指数は同年齢の集団の中における位置を示す(正規分布上の相対的位置)。
| 検査 | 特徴 | 適用 |
|---|---|---|
| LCスケール | 言語・コミュニケーション能力を幅広く評価。語連鎖・状況画理解(心の理論)・時間的語・疑問詞理解など。知能指数は算出できない | 0〜6歳 |
| LCSA(学齢版LC) | リテラシー指数(音読・音韻意識・文章読解)が算出できる | 小学1〜6年 |
LCスケールは「言葉芽生え期」から適用可能。「6歳以上」は誤り。LCSAは「音読と音韻意識」だけでなく文章読解も含めてリテラシー指数を算出。
| 検査名 | 評価内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| STRAW-R | 読み書きの正確性・流暢性 | 漢字音読年齢を算出可能 |
| URAWSS II | 音読の流暢性 | 学校教材使用 |
| RAN | 自動化能力(音韻意識の評価ではない) | 発達性読み書き障害の評価 |
| WAVES | 視空間認知能力 | 発達性読み書き障害の鑑別 |
| 教研式Reading-Test | 漢字読み・語彙・文法・文章読解(発語の明瞭さは評価しない) | 小学生〜高校生 |
| SCTAW | 表出性語彙能力 | — |
RAN課題は自動化能力の評価であり、音韻意識の評価ではない。KABC-IIで漢字音読の評価が可能。
適切:動詞・語順・代名詞・時制
慣用句は文法習得状況の評価項目として適切でない。
| 検査名 | 特徴 |
|---|---|
| M-CHAT | 乳幼児のASDスクリーニング(早期発見)。保護者への質問紙 |
| CARS(CARS2) | 観察評価が中心(親面接ではない) |
| ADI-R | 保護者への構造化面接による診断ツール |
| ADOS-2 | 半構造化観察による診断ツール(直接評価) |
| PARS-TR | 保護者への面接。こだわり・社会性を評価 |
| PEP-3 | 発達・行動プロフィールの評価(TEACCHで使用) |
| FOSCOM | コミュニケーション機能の評価 |
| CCC-2 | 語用・コミュニケーションを評価 |
Conners3はADHDの評価ツール(ASDの評価には適切でない)。URAWSS(音読の流暢性)はASDの評価法として適切でない。CARSは親面接ではなく観察評価。
| 課題 | 内容 | 通過年齢 |
|---|---|---|
| サリー・アン課題 | 一次の心の理論 | 4歳頃 |
| スマーティ課題 | 一次の心の理論 | 4歳頃 |
| ストレンジストーリー | 二次の心の理論・冗談・皮肉の理解 | 学齢期 |
LCスケールでは状況画の理解課題で心の理論が評価できる。
適切な評価項目:指さし・社会的参照・見本合わせ・事物の機能的操作
「音韻意識」は初語のない2歳児の評価項目として適切でない(音韻意識は前言語期の課題ではなく幼児後期〜学齢期の課題)。
障害の鑑別・情報の整理統合・指導支援目標の設定・養育者への助言と支援
(指導効果の測定は初期評価の目的ではない)