この章のねらい:STが臨床で最も関わる制度は
介護保険・障害者総合支援法・身体障害者手帳です。関係法規としては
「どの法律が・誰を対象に・どの機関が担うか」の骨格だけを押さえます。給付内容・要介護認定の流れ・生活保護・手帳の等級などの
詳細は社会福祉ノートで扱うので、この章は
法体系の地図と、関係法規で問われる要点に絞ります(深入りは社会福祉ノートへ)。
4-1 社会保障の全体像と関係法規(4本柱・福祉六法)
日本の社会保障は社会保険・公的扶助・社会福祉・公衆衛生の4本柱で構成されます。関係法規では、各制度がどの柱・どの根拠法に属すかを区別できれば十分です。
| 柱 | 主な法律 |
| 社会保険 | 健康保険法・国民健康保険法・国民年金法・厚生年金保険法・介護保険法・雇用保険法・労働者災害補償保険法 |
| 公的扶助 | 生活保護法 |
| 社会福祉 | 福祉六法(児童福祉法・身体障害者福祉法・知的障害者福祉法・老人福祉法・生活保護法・母子及び父子並びに寡婦福祉法)・障害者総合支援法・障害者基本法 |
| 公衆衛生 | 地域保健法・母子保健法・健康増進法 など |
役割分担:この4本柱・福祉六法・生活保護の原理原則・年金・医療保険の詳細は
社会福祉ノート(全5章)で解説しています。本章では、関係法規で単独に問われやすい
介護保険法と
身体障害者手帳の申請先にしぼって確認します。
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この章の続きで扱う内容
- 4-2 介護保険法(保険者・給付・要介護認定)
- 4-3 障害者福祉の法体系(身体障害者福祉法・障害者総合支援法・障害者基本法)
- 4-4 身体障害者手帳(申請先・音声言語そしゃく機能障害)